C55流(11)2013年08月19日 00:31

この1か月、ブログにアップできなかったけど、少しずつ製作は進んでいます。ダイジェストでまとめました。
「縁なしバージョン(日立)」側板を珊瑚さんで購入できたので、広島配属機(36か37)にしようと思います。
下回りは、ロッド・バブルギアを取り付けて、直線坂道転がしでの動作確認までできました。メインロッドが第1働輪のピンに当たったりと、細かい調整が必要でしたが、なんとかスムースに回るようになりました。

上回りの製作は、先にテンダーから開始しました。サウンドデコーダをテンダーに搭載するため、位置出しや配線のことを解決したかったからです。テンダーは箱状で大きいのですが、思った以上にスペースがなく、スピーカとデコーダでちょうど一杯でした。
台車のつく床板(左)と側板などを支える床板(右)に、スピーカ穴を開けました。スピーカのメンテができるように、床板を取り付ける内枠3×3mmアングルをつけて取り外し可能にしています。

スピーカはこんな感じで取り付けます。2×2mmアングル片でスピーカ押さえをつけましたが、薄くてフニャフニャしてたよりないです。


側板を貼る内枠は幅が若干狭いので、0.1mm真鍮板を貼って帳尻合わせをしています。無理に側板を貼ると、歪みが出やすいそうです(組み立て経験者の方から)。
0.1mm真鍮板を糸のこで切るのは、ややこしそうだったので、定規とカッターで切れ目を入れて、最後は折り取るように切断しました。カッターの刃はすぐにダメになるので、頻繁に新しい刃にする必要があります。コバの処理は必要ですが、思った以上にうまく切れました。



テンダー妻板の取り付け方がよくわからない!
高さ方向は、実寸大図面で合わせると、台車のつく床板に乗る形になります。そうすると、床板の端面が見えてしまうのです。この取り付け方でよいのだろうか?

考えてもよくわからないので、とりあえず仮止めにして先に進むことに。その前にテンダー妻板前後のディテールをつけました。
しかし、ランプ掛けと、開放テコ受けのバリ取り・整形には、まいりました。
でも、なんかいい感じになってきました。つり環はちょっとごつい気もします。


側板(縁なし)の長さですが、少し長めでした。
テンダーの長さが6150mm(TMS図面より)。HOスケールでは70.69mm。そして、実際の側板の長さは71.39mm。0.7mm長いです。側板を貼り付ける内枠と比べても長いです。内枠に合わせるとほぼスケール通りにできあがるようです。カットせねばなりません。

17日はJAMに出かけたのでレポートもまとめ中。人出が少なかったのかな。

C55流(12)2013年08月22日 00:19

テンダーの屋根にとりかかります。
取説を読むと、石炭取り入れ口を開閉可能にできるようなので、チャレンジしてみます。屋根板の「溝の内側を切り取り..」とあります。全部切り取ると、クランクのはんだ付けが難しそうなので、一部をつなげたままにして切り取ることにします(黒丸の部分)。
糸のこを通す穴を開けました。休み穴は、こんなに必要なく、糸のこの向きはその場で変えることができるため、切断箇所に1個でよいようです。切りシロをできるだけ小さくしたいため、バローべの6/0の刃を使いました。

さすが新品バローべ、サクサクと切れます。しかし、エッチング溝の内側を、そう簡単にトレースできるものではありません。外側に曲がったり、イロイロ乱れながら、なんとか完了。修行がまだまだ足りません。

この屋根板につける梁ですが、そのままだと、カーブの肩のあたりにすき間ができます。丸棒や指でなじませますが、なかなか、ピッタリきません。そうこうするうちに、0時をまわりました。
きょうはここまで。仕事から帰ってから1時間程度だと、このくらいしか進めません。