KKC秋の総会2015年11月16日 00:03

毎年、秋の恒例になっているKKC総会に出かけてきました。場所は横浜駅から徒歩5分くらいにある、かながわ県民センターです。東京寄りの改札から出るとすぐの、便利な場所です。
KKC総会会場

10時から開始ですが、いろいろ用事もあり13時30頃着です。3Fまであがると、なにやら怪しい看板です。
しかし、この看板ですぐに入り口がわかりました。

部屋に入ると、すでに講演がはじまっていました。鉄道模型に使う炭素鋼工具についての講演ですが、日本のたたら製鉄や刀鍛冶の話もあり、興味深く拝聴しました。炭素鋼工具が一番、鉄道模型などの工作に向いていること、焼き入れ・焼き戻しにより、自在に切削工具が作り出せること、など勉強になりました。しかし、いただいた資料を会場に忘れてしまいました。

これが(下)自作の炭素鋼工具。左上の安全弁の内側を削りだしています。

勉強会が14時30分くらいに終了し、自分の作品を展示して、各ブースを回りました。
美しい塗装とプロポーションの機関車です。赤と黒は結構合うものなのですね。

このオレンジがくすんだ色もいい感じです。

熱帯魚用の草から作った木だそうです。結構リアルです。5本作るのに1時間程度かかるそうです。
木と同じ方の加藤です。ヘッドライトも点灯するそうです。かなり細かく作りこまれています。

Oスケールの関西鉄道 形式40(ピッツバーグ6500)。大きいだけあって存在感あります。手で押して動かせます。その伝動のしかけを聞いたのですが、さっぱりわかりませんでした。
関西鉄道6500

ノギスを縦置きしたハイトゲージ。加工しやすいカーボン製を使うのがミソとのこと。なかなか便利そうです。

Oスケールナロー。上はダージリンの製作途上。

1/80の人形のヘッドライトにチップLED(0806)を入れて点灯させています。他にも手持ちの信号ランプや自転車ヘッドライトも点灯しています。ケーブルを背中やタイヤに埋め込んであり、外から全くみえません。そこにびっくりです。

16時から各自の撤収開始。終わったところで、ハンブルグの軽便鉄道博物館訪問記が発表されました。鉄連Eタンクの走行を始めてみました。この汽笛はかわいい音がするのですね。

展示したデキの牽引力も測定していただきました。自重31gで牽引力は4gという値をたたき出しています。たぶん、今日の参加者の中で最小値でしょう。シミュレーションでは平坦地でブラス貨車1両も牽引できないという結果ですが、実際は関東合運で実績があるようにプラ貨車4~5両と真鍮ワムを牽引しています。
この測定器がホントに測定器らしくて思わず写真を撮ってしまいました。


展示品の撮影を忘れたので、自宅に戻って撮影。
凄腕ビルダー揃いの集いなので、この程度ではインパクト弱いのですが、受付や物品販売をされていた奥様方には好評で、「見ていてなごむわぁ」とのお言葉をいただきました。
100均で購入した竹製の鍋敷を土台として、フレキでエンドレスを組み、モーリンさんの1/87バラストを撒いただけの簡単なものです。草も少々。
土曜日の22時くらいから製作しはじめて、実質4時間くらいで上の写真の状態です。

フレキの急曲線は、やはり枕木を抜いてレール単独を曲げないと、枕木とレールがはずれたりと、うまくいきませんでした。これは、枕木をはめ戻し中です。
これから、中心部に向けて開拓を行う予定です。