ワインと電圧・電流計2015年12月13日 23:23

12日は、HOJCのスピンアウトメンバーのワイン会が湯島であり、参加させていただきました。おいしい料理とワイン。そして、相も変わらずのディープなお話でした。

チーズも、パンも、鹿肉も...すべてにおいしい!

その会の前に、秋月電子通商さんに極小LEDを買いに立ち寄ったのですが、このようなデジタル電流・電圧計(1,100円)を見つけました。手持ちのKATOパワーパックに付けられるのでは..とさっそく購入。

ところが家に帰って、KATOパワーパック(22-010)のDC電圧を測定し、テスターとの比較を行うと、どうも表示がおかしい。
テスターでは6.80Vと表示しているのに、このメータは1.9Vとか、10.2Vとか..安定した数値を表示しない。壊れているのか?酔いが覚めていないのか?
メータ用電源も、パワーパックのDC出力では正常起動しないため、別電源として電池(単3×4)で供給。

そこで、スイッチング電源に変えてみる。正しい値を表示するではありませんか。テスター:19.26V、電圧メータ:19.3V。

ネットにこのパワーパックの回路図が出ており、平滑化コンデンサーが入っていないことが判明。それで、値がバタバタ変動していたと推測。試しに手元にあったオーディオ用1000μF/25Vコンデンサをかましてみる(緑囲み)。筐体右にDC12V固定出力があるので、そこに直結。すると、きちんと表示するようになりました。
テスター:5.17V、電圧メータ:5.2V。
コンデンサーを入れることで、DC出力が約1.4V上昇。パイロットLEDも、より明るく点灯。
これまで、デジタル/アナログのテスターしか使っていなかったのですが、応答特性が緩やかで、時間平均化されていたから気づかなかったのでしょう。
このパワーパックにメータを組み込むには、
・平滑化コンデンサー実装 1000-2000μF、25V
・出力電圧上昇にともなうLED用抵抗値変更
・メータ実装スペース確保(トランスなどに干渉して、かなり厳しそう)
などが必要なことがわかりました。少し時間をかけて工作することにします。