白い箱2016年09月04日 00:04

DCCのコマンドステーションは、運転用にLENZ、設定・調整用で赤い箱(NGDCC)を愛用しているのですが、自動運転をキーワードにネットを調べていたら、この白い箱を見つけました。
DesktopStationという名のこのコントローラは、Arduino(アルデュイーノ)マイコンボードを使ったもので、やあさんという方が開発され、キットと完成品がネットで販売されています。また、nuckyさんからは、s88-nというインタフェースをサポートした在線検知器もキットで販売されています。
この白い箱は、コントローラとしてとても秀逸です。単体で通常の制御ができるほか、webカメラを使った列車検出や、一連の操作を記録・再生できる機能などがPC経由で行えます。scriptを使ったプログラミングができ、先のs88-n在線検知インタフェースと組み合わせて、自動運転ができます。wifiルータ経由でスマホからのコントロールも...
今までやりたかったことが、この2台で簡単にできるのです!

           Desktop Stationキット

          s88-n Train Detectorキット
私はキットを購入しましたが、先人達がわかりやすい解説をwebに展開しているので、簡単に組み立てることができました。しかし、慎重さは大事です。
製作中のエンドレスパイクで自動運転を試みてみました。これも先人達を参考に作成することができましたが、エンドレスでのscript作成は少々難しかったです。
      スマホからWif経由でコントロール中

まだまだ、すべての機能を使い切れていません。ポイント制御を組み合わせたループやデルタ線の運転など、いろいろ楽しんでみようと思います。
しかし、ホントにすばらしい白い箱です。

めざせ富士山2016年09月11日 01:13

今週末で山小屋が閉じるということで、富士山行ってきました。
4年前に登ったときは、雨でご来光を見ることができなかったので、再チャレンジです。
9月9-10日で、職場の4人での登山、天候はとてもめぐまれていました。
14時すぎに富士吉田口五合目からスタート、19時頃に本八合目のトモエ館到着。3時頃に頂上に向かうが、4時すぎ9合5尺目をやや越えたあたりで、高山病でひとり体調不調となったため休憩。熱いコーヒーやカップ麺で腹ごしらえをしつつ、日の出を待ちました。
空の色がどんどん変わっていきます。美しい時間でした。
その後、不調の一人は本八合目に下り、残り3人で頂上を目指し、お鉢めぐりを堪能しました。火口は、地球とは思えない風景。自然の力に感じ入りました。下りはブル道ですが、だんだんマメができて痛くなり、少々辛かったです。
2泊3日くらいで、植生の変化を楽しみながら、下から登るのもよさそうです。


燃えた?2016年09月22日 21:51

昨年末に新たに入線したデキ3(ワールド工芸)の2台目ですが、まるいち仕様にするため、塗装変更、モータ換装、ライト点灯+DCC化、ちょいディテールアップなどを進めています。
アルモータ換装でトルクも出てきて、さらにDCC化でとても低速が効くようになりました。POWER-1も実装して、少々の集電不良もへっちゃらです。
つい調子にのって、上回りをつけて様子をみるか..と窮屈な車内にデコーダ(LENZ GOLD mini+)などを無理めに押し込んで、DCCの線路電源をON!

「シュン」
という音とともに、薄っすらと煙が..すぐに車輌を線路から持ち上げたのですが、すでに時遅し。燃えた?
車体をはずして、再度電源投入しても、ウンともスンともです。
よく見ると、デコーダのオレンジケーブルがはずれています。再度、ハンダ付けして電源投入。
またもシュンという音ともに、このケーブルがはずれてしまいました。ハンダを溶かすほどの、熱量が発生しているということです。大きな電流がながれているということです。かなりヤバイです。

これが、いわゆる「デコーダ焼損」というヤツか。しかし、見た目は何か焦げているというわけではありません。どこでショートしたのかもわかりません。
POWER-1は、別のデコーダに付け直すとちゃんと動いているようですが、このデコーダは単体でも新しい値をセットすることができません。

悲しい気持ちに落ち入りましたが、購入した熊田貿易さんに問い合わせたところ、ドイツに送るので時間はかかるが、修理できるかも、とのことです。救いの神です。
さっそく修理に持ち込んだところ、不思議な力によってあっという間に元に戻りました。ありがとうございます!
しかし、まだショックから立ち直っていないので、実装はしていません。

▼小型車輌へのデコーダ実装と試運転時の注意点(備忘録)
・デコーダ類は、ショート防止のため、テフロンテープなどでカバーする。取説にはシュリンプするなと書いてあるので、自己責任。放熱には気をつける。
・端子・配線のむき出し部分は、支障のない範囲で瞬着や塗料で絶縁対策をおこなう。
・真鍮の場合、車体内側の突起(手すりのでっぱりなど)をできるだけ、削って平らにしておく。ショート防止。
・線路電源ONの前に、赤い箱でCV値を読み込み、ショート有無のチェックを行う。電源はUSB供給のみとし、万が一のとき大きな電流が流れないようにする。

かな..