ミッチャクロン、とうちゃく!2017年04月10日 22:42

なぜか、16番KATOのキハ58をいじっています。20年以上前に買った製品ですが、とにかくストレスなくよく走るのには、驚きです。ただ、成型色のままの足回りや屋根上機器が気になります。で、塗ってみようということで調べたところ、POMや軟質プラ素材の下地塗料として「ミッチャクロン」が推薦されていました。真鍮など金属のプライマーとしても使える万能野郎です。
さっそく、ネットで購入、到着しました。2リットルが一番小さい缶です。原液でスプレー用濃度ということなので、使いきれない量ではないと思います。
さっそく、POMと思われる4両分の台車に「ミッチャクロン」吹き付けで下地処理。
そして、茶っぽい黒を吹き付け。竹串の先で、こすってみましたが、キズは入るもののはがれは発生しませんでした。
塗装すると台車の立体感が増して、よい感じなってきました。まっくろより、若干茶系にすることで、ディテールが見えるようになります。床下、屋根も追加塗装する予定ですが、その前にライト点灯が気になり始めました。
そうです。ヘッドライト・方向幕に12V球を使っているため、かなりスロットルをあげないと、明るくならないのです。

DC-DC変換とUSBテスター2017年04月15日 00:48

 4月の頭にAliExpressに注文していたDC-DCコンバータとUSBテスターが送られてきました。
 このDC-DCコンバータは両端がUSBと5.5mmコネクタになっており、DC5VからDC12Vへのステップアップをおこないます。お値段は、なんと$1.42です。
USBコネクタに「12」のシールが。12Vの意味か?
ちゃんと5Vを12Vに昇圧してくれています。右の白いのが5V出力のスマホ用バッテリーです。

DCCコントローラ(通称:白い箱)に接続して、流山を運転中。AC/DCコンバータが不要なので、コンパクトにまとめられます。

 そしてUSBテスターは、USB側の電流・電圧のほかに電力・温度やBATT容量などが測れます。こちらも$3.28というお値段です。もちろん、ちゃんと機能しました。
 これらを使えば、スマホ用などの5VバッテリーをDCCコントローラの12V電源として使えます。ちょっとした試験運転や、アウトドアや飲み屋でのデモ走行などに使おうと思っています。
 上の写真は、バッテリーのUSB出力にテスターを接続し、ステップアップケーブルでDCCコントローラへ接続。使用電圧と電流を確認しながら走行テスト中のものです。

キハ58 ヘッドライト2017年04月17日 01:02

 気になっているキハ58のライト関係です。LEDに変更すれば、より低電圧(3Vくらい)で点灯するので、交換することにしました。ネットでいくつか作例があったので参考にしながら、ヘッドライトは電球色、方向幕は白色(蛍光灯)のLEDに交換しました。
 12V球をLEDに交換するため、ヘッドライトには電流制限用のCRDと方向制御のためのスイッチングダイオード、方向幕にはCRDとブリッジダイオードが必要となります。
 12V球とチップ抵抗をはずしてクリーナで洗浄。
エッチング基板の一部をPカッターでカットし、チップCRDやダイオードの取り付け場所をつくります。

方向制御用の2回路ダイオード(一番右端)とCRDを取り付けます。

方向幕用LEDには、ブリッジダイオードとCRDをコンパクトにまとめました。

換装後の姿

 換装前(左)と換装後(右)の点灯比較です。方向幕がややまぶしいので、エナメル白をLEDに塗って、ぎらつく調子を落としました。
▼ヘッドライトの比較


▼テールライトの比較
 
 走行テストでは、2.5Vくらいで走り出す(1M3T)ので、停車中の点灯は無理でしたが、換装前よりは低電圧で明るくなるので、より実感味が増します。また、電球色ヘッドライトと白色方向幕の色合いの差もなかなかよいです(写真だとわかりにくい)。
 後の祭りですが、LEDをより低電圧で点灯するチップ型にすれば、走り出す前の点灯も可能だったかもしれません。まあ、これはこれでよしとします。
 手すりなどのディテールパーツやインレタなどが宿題です。細かい作業なので、ひと休みして作業を進めることにします。その後に追加塗装やウェザリングを予定しています。

簡単! Bluetoothサウンド2017年04月19日 23:56

 キハ58のライト改造と前後して、簡単なサウンド機能のテストをしてみました。最近、ハイレゾでも採用されているBluetooth方式のスピーカです。
 KATOのサウンドシステムの出力をBluetoothで送信して、車載のBluetoothスピーカをドライブする作例が展示されていますが、それよりもっと簡単に、スマホや音楽プレーヤのBluetooth送信機能を使って、ドライブさせようという試みです。これだと、みなさん手持ちの機材で簡単にサウンドを楽しむことができます。
 ひとつ大きな課題は、スロットルに同期しないという点です。なので、蒸気機関車にはちょっと厳しいです。電車や気動車などには使えるのでは、ということでキハ58に搭載してみました。
 小型のBluetoothスピーカをネットで探したところ、26mm×26mm×29mmのキューブ型がありました。このサイズであれば16番にも実装できそうです。
製品はRWC社のMBT100というものです。2000~3000円で売っています。ちゃんと技適も取得されているので、安心して使えます。音はかなり大きく、音質もまあまあです。
KATOキハ58の場合は、このように車内の車内床・椅子・ウェイト+補強板を取り外して、スピーカを天井に両面テープで固定しました。補強がいっさいなくなった床板は、かなりしなります。が、何とか走らせることはできます。
 デモ走行の様子です(ココをクリックするとYoutubeに移行します)。2パターン撮影しました。1回目は音と走り出しがちょっとずれています。惰行中の音もこさえました。DMH17特有のカラカラ音がうまく再生できています。
 これらの音は、いろんな収録音源をサンプリングして、フリーのミキシングソフト(作例ではAudacity)を使い、作成しました。リバーブ(エコー)やイコライザも使ってスピーカの特性に合わせた加工をしています。5分程度の尺でつくり、再生側のループ機能で時間を伸ばしています。
お手軽サウンドで雰囲気が出ていると思います。
<まとめ>
・市販の小型Bluetoothスピーカと、手持ちのスマホだけで、簡単にサウンドが楽しめます。
・音源を簡単かつ自在に作成できる。
・音量、音質はそこそこ良いです。DCCサウンドと同等以上。

<ちょっと課題>
・スロットルと同期しない。
・スピーカ起動時と充電時に、ボディーをはずす必要がある。
・車内の改造が必要な場合もある。
→スピーカを分解すればより小型になるので、実装の自由度はもっと広がると思います(このテストの後、分解してしまいました)。

レイアウトに向けて始動か?2017年04月24日 23:48

 円形パイクをこさえたものの、場所や時間の制約を理由にレイアウトへの道はほど遠い日々です。しかし、結局は自らの意思の問題なのです。
 というわけで、まずはモジュールからスタートということで、台枠をこさえてみました。モジュールに使える台枠は、KATOさんやTOMIXさんからよいものが出ているので、それを使えば簡単です。が、このモジュール同士をどうやって結合するかが悩めるところです。
 近くの量販店で入手しやすかったTOMIXコンビネーションボードA300×600×25mmを購入しました。ところが、この高さだと、裏面にレマコのスローアクション・ポイントマシンが設置できません。いろいろ悩んだあげく、L字加工の角材を購入してかさ上げし、結合ジョイントとポイントマシン設置の問題をクリアしました。

L字角材を通しで、パネル裏面に接着+木ネジ止め。接着には、クランプを使いがっちりと固着しています(のはず)。オレンジの物体は撮影用のすべり止めです。
片端には、このスリットに入る角材20mm×10mmをガイドとして固定。
こんな感じになります。
まあまあの精度で入ります。

結合した状態です。このままだと、すぐに結合部がはずれるので、なんらかのロック機構が必要です。当面は安価なCクランプで裏からとめる方法で代用しようかと思います。側面の塗装もしなくてはなりませんね。
L字角材などは、東急ハンズで購入しました。L字は値段がやや高いので節約するため、両端だけL字とし、中央部は普通の角材を使うという手があります(まだやってはいないのですが)。
今回はテスト的に2枚分を加工したのですが、IMONの組線路をのせて往復運転で遊ぶと、距離的にもう1~2枚欲しくなりました。また、銚子のデキ3クラスなら、1枚でもレイアウトになりそうです。
それから、走行音が箱鳴りして響くので、以前D氏のブログで話題になっていたゴム板を道床に使い、響きをダンプするなども試みたいです。