第14回鉄道模型市20172017年04月29日 23:48

 ひさしぶりに、鉄道模型市にでかけてみました。いまさらですが、浜松から浅草に場所が変わっていました。駅周辺は浅草寺に向かう内外の観光客でごった返していました。
 今回の目的は、DCC制御系やデコーダの購入です。HOjやナローの掘り出し物も期待しています。11:00-11:45までは有料で1000円払って入場するシステムですが、そこまでの気合はないので、12:05に入場しました。
 ...すごい人です。
 気をとりなおして、お目当ての「DCC電子工作連合」のブースに向かいます。
ここもかなりの人だかり。かきわけて、なんとか商品の前にたどり着きました。

小型DCCコントローラ:ミント缶コントローラ、ポイントデコーダを購入。

ポイントデコーダ:2回路のものが2式はいっていました。

新発売のMP3サウンドデコーダV5も、VVVFや釣りかけ音のジェネレータを搭載しているということで、おもしろそうなのでテスト的に購入しました。
 また、ブラブラ探索していると、「IORI工房」さんとこで、1/80の可動式バッファなるものを発見。
或る列車に使えないかと、これもテスト購入しました。固定のバッファも売っていましたが、可動式の方が、スリムに作られていました。
さらに、ねじ式連結器も展示してあったのですが、これはテストショットとのことでした。
いずれもスケール的には、1/80という範疇ですが、実際は1/70くらいかなぁというお話でした。検証はできていません。
あと、「トーマワークス」さんところで、Nの日車Cタンクがデモ走行していました。若干ギヤ音が聞こえますが、驚きのスムースな走りです。普通にブラシを当てているだけだそうです。集電は2軸と3軸では大きく違うとのこと。
 こういう蒸気機関車と数量の貨客車があれば、小さなスペースで鉄道(レイアウト)が作れますね。というか、別にNでなくても、ナローや小型車輌なら1/87の世界でもできるわけです。そんなことを考えさせられるイベントでした。

簡単! Bluetoothサウンド SP分解編2017年04月30日 12:32

 KATOのキハ58でテストした小型のBluetoothスピーカですが、より実装しやすくするために分解していまいました。
 構造的には、ネジとか嵌めあいではなくすべて接着で組み立てられていました。ので、分解時にパーツが割れたりの可能性もあります。また、再組み立てには、あらためて接着しなおすなどの作業も発生します。もし分解される場合は、ご自身の責任の下でお願いします。
 分解のコツはひとこと、ハンドパワーです!

(1)まず、スイッチパネル面側から、パネルとケース本体のすき間に先の薄い時計ドライバ状なものを入れ、慎重にこじ開けていきます。4辺を少しずつこじっていくと、接着がはがれてカバーがはずれました。基板が見えてきます。写真にはこじった痕跡が残っています。
(2)反対側も同様にしてカバーをはずします。スピーカが見えます。スイッチパネル面側から、基板を慎重に取り出し、見えてきたスピーカの背面を細い棒状のもので少しずつ押し出すと、スピーカを固定していた接着がはがれます。
(3)出てきたスピーカの向きを傾けたりしながら、スピーカ穴をくぐらして、スイッチパネル面側から基板とともに取り出します。
 分解した状態です。基板は23.5mm×23.5mm、厚さ11.5mm。スピーカ径は23.0mmです。基板の背面に蓄電池(リチウム?)が両面で貼ってあります。電池をはがして展開すれば、厚みは約6mmくらいになります。
 エンクロージャーがないと、音量が下がり、低域も少なくなりますので、代わりのものが必要です。写真はカセットコンロ用ボンベのキャップです。オリジナルより低域の音量は下がりますが、ほぼ近い感じで鳴ります。小さなスピーカなのでエンクロージャの力は大きいです。

<まとめ>
・とにかく分解は慎重に。
・スピーカや電池を分離すると、実装の自由度が高くなり、小型車輌への搭載の可能性がでてきます。
・小型スピーカの音量・音質にはエンクロージャがキモ。小型化とのバランスが難しいところですが、選択肢も広がります。