めざせ雲取山2018年01月07日 23:54

 2018年になりましたが、東京都最高峰2017mの雲取山に登ってきました。今回は単独行です。先日も天気がよく、積雪はあまりないとの情報でした。
 山梨県:鴨沢口から登り、雲取山からの下山路は反対側の埼玉県:三峰神社に下る縦走ルートにチャレンジしました。距離は約22km、総時間は、7:45スタート(始発電車で行ける最速)、16:20ゴールの8時間35分でした。天気はピーカン、最高の登山日和でした。
 標準的なコースタイムの総計が約9時間45分で、これだと三峰神社の最終バス16:30に間に合わないため、装備は軽量にして負担を軽くしました。カメラはいつもの一眼5Dm2ではなく、コンパクトのRX100M5にし、これまた軽量アタックザックと軽量のトレランシューズと、オプション防寒ウェアは、ユニクロダウンとゴアカッパだけです。しかし、救急キット、軽アイゼン、ヘッドライト、非常食、予備電池はちゃんと持っていきます。そして、万が一?のときのアンダーウェアの替えも(=温泉グッズ)。鴨沢口では、単独行でもあり登山届けを提出しました。
 青空を見ながらの登山は、テンションが高まります。しかし、結構きついな。堂所(9:30)から登りがきつくなりぐっとペースが遅くなりました。体力温存のため七ツ石山はあきらめ、上部巻き道からブナ坂へ。尾根に出て、こんなに登ったっけ?と、いくつか急登し、ややばて気味で12:00に雲取山の山頂へ。富士山、南アルプルの山々が爽快に見えています。
 しかし、七ツ石小屋あたりから、ちょっと気持ちが悪くなっており、食欲がありません。シャリばてしたくないので、おにぎり一個を沸かした白湯で無理やり飲みこみました。25分ほど休憩して、12:25に三峰神社に向けてスタートです。下りは、天狗のごとく駆け抜けたいのですが、一部積雪・崖道やガレ場があったりと、思うようにスピードを出せません。
    頂上から少し下った雲取山荘のまわりは雪

アイゼンは不要でしたが、あせって転倒・滑落すると命とりです。また、登りもいくつかあって、気持ちの悪さと疲れが重なって、かなりばて気味です。左のふとももの付け根、右ひざも痛くなってきました。
  白岩小屋は廃屋に。ストラクチュアの参考になります。

 最後のピーク、15:30到着の霧藻ヶ峰が一番きつかった。息がぜいぜいしていました。小屋のご主人と少し話して元気が出て、ゴール三峰神社まで飛ばしました。私とほぼ同じ時間に鴨沢口を出たという女性が10~15分くらい先行しているとのことでした。すごいなぁ。
 陽が斜めになり、和名倉山などがダイナミックに映えます

 16:20頃に無事に三峰神社バス停に到着です。最終バス(超満員!)にも余裕で間に合いました。が、温泉はダメでした。今回は、体調が少々悪くなるというアクシデントがあり、体力的には後半に失速。これで、積雪が深くアイゼン使用だと、ペースも体力もさらにダウンしていました。冬季プランとしては、やや無理があったなと反省しています。装備の軽量化は効果ありで、荷物で苦しいことはありませんでした。一番の課題は、体力の低下ですね。特に後半は急激にダウンしました。体力を少しでも強化して、無雪期になったら雲取山から泊まりで奥秩父主縦走路を歩いてみたいです。

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