発煙装置であそぶ2018年04月08日 23:34

 週末は猫屋線の改造であそぶつもりでしたが、ドイツから発煙装置が届いたので、思わずこれにはまってしまいました。
 HOJC栗原さんの相武鐵道では、自作のファン付き発煙装置を搭載したC57や86などが走っていて、いいなぁと思っていたのでした。私のは古典機や小型機が多いので、必然的に小型の発煙装置になってしまいます。いろいろ調査したのですが、SEUTHE(ゾイテ)社のものなら、載るかもしれないということで、サンプルに買ってみました。メルクリンなどにOEMしているので、信頼もできます。いろんなサイズがあるのですが、ビール瓶型で先がΦ4.5mm、お尻の方がΦ8.0mm、高さ21mmの形式No.27であそんで、いや、調査してみました。
 DC12Vを印加すると、約10-20秒で発煙しはじめます。最初は線香のような煙ですが、パチッというはぜる音とともに、本格的に発煙しはじめます。途中でも時々、このはぜる音がします。最大指定量0.2mlのオイルを入れると、だいたい3分30秒程度継続します。はっきり言って、短すぎます。10分くらいは続いてほしいです。といって、多めに入れると発煙しません。
 DCCコントローラのPWM電源では、線路電圧超アバウト11.5V(12V電源)と14.5V(15V電源)で比較してみました(普通のテスターのAC電圧モードで測定したので...)。電圧が高い方が煙の量や勢いがあります。時間が経過してくると、その差が少なくなってきます。煙的には、制式機は高めの電圧がよいかもしれません。お好み次第という感じです。
 電流についてです。DC電源の場合、電圧を上げていく過程で120mA/8.6V流れています。12.0Vではだいたい93mAで安定します。DCCのデコーダのアクセサリの多くが最大100mA/12Vです。きっと回路設計にはマージンがあるので、使えると思います(自己責任で)。あるいは、スペース問題がありますが、リレー駆動で、線路から直接印加する方法もあるでしょう。
 DCC(PWM)電源のテストでは、発煙装置の前に流山を置いて、雰囲気を楽しみました。これにかなりはまって、何度も調査、いやあそんでいるとどんどん発煙オイルが減っていきます。装置におまけでついていた10mlビンも半分くらいになってしまいました。大瓶オイルは注文し忘れていたので、熊田さんとこからESUの発煙オイル125mlを購入しました。
 Youtubeに実験の模様をアップしました(約2分30秒)。
 実際、流山にこの発煙装置の搭載は難しいですが、Nゲージ用として売られている発煙部だけのパーツも購入したので、小型古典機用に何かトライアルができないか考え中です。
 この発煙装置、実物の煙からはほど遠いですが、結構楽しめます。

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