メルクリンってすごい2018年05月04日 23:14

 大阪の枚方にメルクリンストア大阪というお店があります。ここでSEUTHEの発煙装置を扱っているということで、立ち寄ってみました。また、店内にメルクリンのレイアウトもあるので、これも楽しみに。
 とにかくびっくりしました。店内に入るとレイアウトの上を、5列車くらいが同時に自動走行しているではないですか!しかも、超スローの蒸気機関車もいます。ライトも光っているし、サウンド・スモークもありです。よく見るとバスも走っている。線路配置はpoint to point、リバースもありです。そして、なにより集電不良もなく安定して走行しています。


 お~っ、これって私がやろうとしていることが、ほとんどできているじゃない!絶句です。
 店長さんから、メルクリンが安定して走行するわけや、強固で組み立て簡単な組線路のしかけなど、いろいろ話を聞かせていただきました。また、コマンドステーションを使えば、プログラムなしで自動運転がおこなえ、そして実際に目の前で動いていました。こんなに簡単にできちゃうわけです。おそるべしメルクリンです。社長さんは、精密なプラレールみたいなものだ、と比喩されていました。ちなみに、レールクリーニングは3年間おこなっておらず、毎日8時間くらい連続自動運転をしていて、トラブルフリーだそうです。
ギミック系も面白い。左の30年前製のパノラマカーはウェイターがいったりきたり動いて給仕し、右の10年前製のピアノカーは、いろんな曲を奏でます。デジタル仕様を出したときのデモ用につくられたものだそうです。で、今でもすぐにきちんと動作する。
 メルクリンという言葉は知っていましたが、こんなにフル機能を活かして走っているのを見たのははじめてです。いやほんとに走らせることを楽しくする鉄道模型です。世間知らずでした。メルクリンってすごいぞ!
 そうそう、発煙装置を長時間化改造でたぶん壊してしまい、その補充でいくつか購入しました。こっちは、原因不明ですがうまくいっていません。

HOJC 20周年記念運転会2018年05月13日 23:53

 この週末は、所属しているクラブの20周年記念運転会が京都・伏見で開催され、私も参加してきました。
 20周年なので、20にちなんだものというこで、あさかぜ20系客車を牽引機とともに持っていきました。それから、DSair、ミント缶DCCコントローラとDSservoポイントデコーダのDCCグッズたち。
 伏見区醍醐の地域交流センターの会議室2つをぶちぬいて、メンバー制作の12mm,16.5mm,9mm組み立て式レイアウトを設営します。
               まず、机を配置
          地下の駐車場からレイアウト搬入
                 組み立て中
         レールジョイナーをみんなで接続中
モジュールひとつひとつががっちりできているので、組み立ては簡単です。各モジュールのフレームは標準品のバネ式の固定金具でパチンと止めますが、線路は普通のジョイナーで接続しています。
 組み立てが終わったら、列車を並べて記念撮影とテープカットです。わたしも専属絵師に手伝ってもらい、夜なべしてEF58のヘッドマークをこさえました。インレタシールへの印刷までは簡単だったのですが、サイズ合わせやカットに時間がかかってしまいました。
クラブ員のみなさんがいろいろこさえた名品があちこちで展開されており、工作手法の情報交換も含めて、勉強になる2日間でした。 
 持参したDSservo(2chポイント用デコーダ)のデモ板と動作に使ったミント缶(には入っていませんが)DCCコントローラwithスマホバッテリーです。
 泊まりは大津にしたのですが、ほとんど始めての(小学校の頃、旅行できている)京阪京津線に乗り山越えを楽しみました。広軌のレールが急カーブで登っていくのは、模型的で楽しめます。また、2日目は雨模様であったのですが、関連する他のクラブやショップの方の見学もあり、記念運転会は無事に終了したのでした。

フラッシュ!(3)2018年05月15日 21:38

 HOJCの運転会ではDSairを持ち込んで、複数台のスマホからの運転制御を試してみました。運転に夢中だったので写真がありません!
 大エンドレスで編成モノを2列車、小エンドレスで単行3列車の同時運転をおこないました。スマホのセットアップはiphone、androidともに簡単にできました。長時間の動作も問題ありません。
 操作性ですが、初めて使う方ばかりなので慣れが必要なようでした。自作のNORAairを持ち込んだゆうえんさんも書かれていますが、いくつか要望が出てきました。ただし、DCCはDigitraxやLENZのコントローラで親しんでいますが、スマホコントローラは今回初めて触ったという状況です。また、いわゆるスマホネイティブではないおっさん(50代以上)モデラーです。

(1)車輌を見ながら、手元を見ずにタッチパネルのスロットルを操作するには慣れが必要
メータ式のスロットルはデザイン性が高くてかっこよいのですが、操作性で考えると、もっと扱いやすいデザインもあるかもしれません(単純なスライド式とか)。また、操作感(レスポンス)が重要なスロットルと前後切り替えはハードボリューム・スイッチがほしいな、という意見もありました。

(2)スマホ画面としてはUI(ユーザインターフェース)がちょっと小さめ
 ファンクションなどのボタンが小さいので、押し間違えやすい。特にあわててしまったとき。スマホ用に最適化したUIがあるといいな、と思いました。たとえば、ボタンなどは大きく。ファンクションは良く使うものを割り当て方式にして、画面上は4~5個にするとか..ただし、ipadなど8~10インチ以上のタブレットだと、現状でも問題にならないと思います。
 
(3)UIの位置・サイズを固定化したい
 誤ってタッチすると、画面が拡大したり、URLバーがプルダウンすることがあるので、画面固定ボタンがあるとうれしいです。

とはいえ、3列車同時運転を1台のスマホでやることもできたので、ある程度人間系がすり寄ることも必要なのかもしれませんね。スマホ使いの若い人のUIに対する意見も聞いてみたいものです。

機能や動作はまったく問題ないし、スマホやタブレットが簡単にDCCコントローラになるのは大きなメリットだと思います。なので、今後のUIの進化に期待したいです。また、これからも夏JAM・秋合運などがあるので、いろいろデモと評価をしてみます。

めざせ大樹2018年05月19日 23:33

 職場の鉄仲間3人で東武鉄道のC11大樹をめざして、鬼怒川温泉に向かいました。それぞれ、乗り鉄・Nゲージャなど主たる活躍の場は違うのですが、年に1~2回集まってでかけています。私は、東武にほとんど乗ったことがなかったので、この巨大鉄道網の一端を堪能することができました。新宿から特急で下今市へ。そこで各停に乗り換え鬼怒川温泉へ。ここから、大樹2号と3号に乗り継ぎ下今市までを往復。再び、鬼怒川温泉駅近くで大樹4号の走行写真撮影というダンドリです。下今市、鬼怒川温泉ともに転車台があり、見せ場となっています。
 C11は幼い頃住んでいた家のすぐ脇で貨物の入れ換えをやっていて、ブローの蒸気に逃げ惑っていたのを記憶しているのですが、デザイン的にはあまり惹かれない罐でした。今日あらためて見てみると、なかなかかっこいいではないですか。カニ目のためかもしれませんね。
 やっぱり蒸気の魅力はロッドです。鉄色が美しい。昼飯もほとんど食べずに、撮影場所に移動。しかし、煙がまったくなしのトホホな状況でした。気温が下がって、勾配区間でないとよい煙は生まれません。

しかも、温泉に来たのにビミョウに時間が足りず、駅前の足湯(無料)に浸かっておりました。帰りは浅草駅手前の急カーブを堪能し、神谷バーの電気ブランを飲みながら、次回の爆煙に向けて決起したのです。
最近、工作をしていないので、ちょっと反省しています。