9200ライトをいじる(1)2018年07月19日 23:21

 DCCでドライブさせるので、ライト回りもいじってみます。まずは、ダミーのヘッドライトとバックアップライトの点灯化です。
 ライトに入っているプラ製のレンズをはずします。レンズ面の外縁に2箇所対称位置にΦ0.5の穴を開けます。そこに先細のピンセットの先を入れて、ドライバで回すような感じで、左右にこじってレンズの接着をはがして取り出します。このレンズは使いません。
 続いて、ヘッドライト下面からΦ0.4の穴をライト内に貫通させます。フロントの場合は、煙室側にも同じように穴を開けます。

 ライトは、ウォームホワイト色のチップLEDを使い、極細のポリウレタン巻線を半田付けしておきます。今回使ったのは、2色の線が最初から巻いてあり、とても使いやすかったです(写真の上側2種)。ちなみに皮膜をはがすのは、半田ゴテの先にハンダ玉をのせて、その中に線を通して皮膜を溶かします。
       チップLED用の極細ポリウレタン線各種

 開けた穴に、この線を通していきます。2本の先端を半田で1本にまとめておくと作業しやすいです。
           ライト側の穴を通した段階

 煙室内に配線を引き込んだ状態。配線は目立ちません。

 穴を通した後、電流制御用CRD(2.5mA)と明るさ調整のチップ抵抗(510Ω)をプリント基板にまとめたものに接続します。

 ライトレンズは、Φ3.1だったのですが、Φ3.0のプラレンズ(wave製 H-EYES1:フィギュア用の目)があったので、アクリア(木工ボンドっぽい接着剤:乾くと透明)で固定します。
 チップLEDには、クリアオレンジを薄く塗って、白熱燈っぽくしましたが、非点灯のときはオレンジが目立ってしまい、今後の課題です。
            消費電流は、約3mA

 案の定、Φ0.4の穴をテンダーライトに開けているとき、まるいち式にドリル刃を0.5mmくらい折り込んでしまいました。塗装済みテンダーですが、ヘッドライト部を中心に塩水に浸けて、約1日かけて溶解させ、事なきを得ました。