北丹2号機(23)走行テスト2019年02月17日 15:30

 北丹2号機もようやく走行テストにこぎつけました。22話の総合テストの後に、組みたてを始めたのですが...大きく2つの問題が発生。
(1)上回りと下回りの組みの余裕がなく、各所にストレスがかかっている。薄板なので、ゆがみも発生。
(2)なぜか、発煙用のオイルが漏れてくる。

 (1)は、上下分解可能にするため配線に極小コネクタを使っているのですが、それでもスペース的に厳しいようです。一時は、直結も考えたのですが、メンテを考えてより小型のモータに換装することにしました。AliExpress(中国のアマゾン的マーケット)で1個100円くらいで買ったφ8のコアレスモータです。KKC今野さんところでも扱っていました。ブラケットをつくりメタルロックで固定。IMONモータに比べるとトルクは劣るものの、ワールドのオリジナルよりはパワフルです。しかし、DCC(ECONAMI)との相性がいまひとつで、低速時にコギングやうなり音が発生します。モータ調整用のパラメータを調整し、だいたい普通に走るようになりました。
               手前がIMONモータ

(2)は見た目では全くわからず、結局水中での空気漏れテストで、2か所からの漏れが判明。ひとつは、ハンダ付けした手すり用の穴。もうひとつは、煙室(燃料室)下部のプラ板との結合部でした。ちょと嫌な予感がしたので、プラ板をいったんはがしてみました。すると、接着に使っていたエポキシ剤がゼリー状にはがれているではありませんか!SEUTHE社の取説には、エポキシで固定と記載されているのですが、燃料か熱のためかわかりませんが、エポキシは使えないことがわかりました。
              水中での漏れテスト
 新規にプラ板で蓋をつくり、今度は耐熱+耐振動の瞬着で固定しました。これは、今のところ大丈夫のようです。

 まあ、そんなこんなの苦難がありまして、ようやく組み立て+走行をおこなうことができました。トータルで4~5時間(連続だと1時間くらい)運転してみましたが、今のところは煙も走行もちゃんと動いています。きのうは、FABさんとこに持って行って、デモしてきました。あわせて、DesktopStationさんたちのDCC同人誌第2号も届けてきました。


 約3分30秒のデモ動画。再生後、画面右下にでてくるYouTubeのロゴをクリックすると、大画面で見られます。

 残るはボイラとキャブの本固定や、パイピングなどのディテール取り付けがありますが、明日から1週間ほど海外なので、しばらくは作業はお休みです。根をつめすぎたので、ちょっとリセットして祭に向けて再開したいです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
銀座にある老舗の鉄道模型店の名前は?(漢字で)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://eccentric-water.asablo.jp/blog/2019/02/17/9037222/tb