給水塔をつくる(10)ドリル刃を折ってしまった2020年04月26日 23:49

 休日といって、しゃかりきなるわけでもなく、ダラダラと工作を続けていますが、給水塔もゴールが見えてきました。
 スポートまわりの塗装も終え、チェーンもなんとなく形になって、仮組みできるようになりました。
   チェーンがもつれてしまった。結構扱いづらいです。

 ここで、またもや用地問題が勃発。いまさらなんですが、設置するよい場所がないのですね。もともとこのモジュールは小型蒸気を想定してつくったので、機関庫まわりも含めてスペースがないのです。機関庫前は給炭台を設置するのと、建物が集中しすぎるので、早々に候補外に。結局、本線と機関庫からの引き上げ線の間に設置することにしました。もう、完全に建築限界違反です。さいはての地方私鉄なので、ルール無用です。
 9200がいるのが引き上げ線。セキとオハフがいるのが本線。

 これは、さすがにマズイと思いますが、他によい場所が..

 本組みする前に、梯子をこさえないといけません。平田さんの作例は木製梯子なのですが、プロトは鉄梯子なので、そちらをこさえることにします。私は、高いところが大の苦手なので、ゼッタイに登りたくない梯子をめざします。
 Φ0.6の真鍮線を支柱にし、Φ0.4の穴をあけて、これに踏棒となる真鍮線をとおす、という段取りです。土台となる真鍮フラットバーにΦ0.6線を点でハンダ付けして、先日チャック交換したボール盤とXYテーブルで連続穴あけしていきます。
  一本目の穴あけ完了。しかし、折れた刃が残っている。

 お~、さすが精度があがったので、簡単に穴あけできます。調子に乗っていたら、見事にドリル刃が折れました。しかも2本。おまけに1本は刃が残ったままです。さすがに、ビビッてしまい、その後はモータベルトをはずして、手回しで穴あけしていきました。
 ベルトをはずしてプーリーを手で回します。結構、穴開きます。

 どうも、線とフラットバーが密着していないため、線を貫通したときにねじれが発生して折れたのではと推測します。点付けでなくて、しっかりハンダを流しておけば、発生しないのかもしれません。いったんはじめたので、最後まで進めます。といっても、1本目で疲れてしまい、きょうは店じまいです。