第19回国際鉄道模型コンベンションに参加します2018年08月17日 22:29

 今日から国際鉄道模型コンベンションが始まっています。HOJCからは、恒例の相武鐵道を展示しています。今年が最後となります。ウラスペースでは、部員の怪しげな展示をしているのですが、私もDCC自動運転板を持参して、デモをします。土日のみです。
 3月の模型芸術祭のものを縮小して、300mm×1200mmとしました。多少の地面造成もおこなったので、少しは進化しています。今回のコンベンションは北海道がテーマということなので、北の私鉄炭鉱の機関車も走らせますが、小型機用につくったカーブがきつくて難儀しています。しかも、まだ自動運転のスクリプトを書いているまっ最中です。
 相武鐵道も含めて、ぜひ遊びにおこしください。

モジュールをいじる(3)2018年08月11日 23:57

 8月になり夏休みに入ったのですが、家事がいろいろあって、こちらの方は思うようには進捗していません。
 レールの地味塗装は終えたので、バラスト撒きと地面作りに入りました。バラストは、モーリン製1/87ライトブラウン(No.456)を使うことにしたのですが、茶色がやや濃く、地方私鉄のくたびれた感じと少し違うかなと。それで、粒が近く、彩度の低いTOMIXのシーナリバラストブラウン(No.8196)を約1/2混ぜてみました。これが、後でちょっと問題を起こします。これでも、イメージどおりの色合いにならないので、着色してみることにしました。
 適当な容器にバラストを入れて、吹きつけ用くらいに薄めた塗料を少しずつ入れていきます。そして、割り箸などで攪拌。最初は、少し粘り感がありますが、塗料が乾燥してくると、パラパラチャーハン的になります。色合いを見ながら、塗料の量を足していきます。
    左がモーリンオリジナル、右がミックス+バフ着色

 実は、最初、エアブラシで容器内に吹いてみたのですが、エアでバラストが飛び出すなど(ブラシだけを差し込めるカバーを作ってはみた)、思った以上に時間がかかるので上記方法に落ちつきました。この方法だと、いろんな色のバラストを簡単につくることができます。今回は、タミヤアクリルのバフで着色しました。
 ところが....
 着色した後に気がついたのですが、TOMIXのバラストは、なにか雲母のようなものが入っていて、光の加減でキラリと光るのです。これって、バラスト素材としてはどうなんでしょう?それで、着色後にフラットクリアーを混ぜてみました。が、完全には解消できません。しかたありません、バラスト撒いた後に、もう一度フラットクリアーを吹くことでなんとかなるだろう的(まるいち式)判断で、撒きに進みます。
              ハケでならし中

 撒きは定番のボンドバラスト方式です。バラストを撒いて、ハケや筆でならして、中性洗剤入り水をスプレイして、スポイトでボンドを垂らします。ハケは、レール幅に合わせてカットしてみましたが効果は?です。また、ボンドは、昔Flying Zooさんで購入したELMER'S Glue-All(20世紀ものビンテージ)を約3倍くらいに薄めて使いました。乾燥してもツヤのでない優れものです。今だと、ハンズなどで購入しやすいTitebondも同様の特性です。実は、ためしに、雲母対策でウルトラマットメディウムを一部使ったのですが、あまり効果がない上、乾燥すると白い残滓がでてきます。これは、あまりお勧めしません。

モジュールをいじる(2)2018年07月30日 23:54

 突然ですが、再びモジュールをいじりはじめました。地味にレールの側面を塗っています。MEのウェザード(塗装済み)レールを使っているのですが、黒っぽすぎていまひとつです。タミヤのエナメル塗料レッドブラウンをそのまま、筆塗りします。枕木とかにはみでまくっていますが、気にしません。枕木はもう一回、塗って(どちらかというと染みこませる)調子を整える予定です。
   一番手前が塗装済み。その奥は未塗装状態。

9200はtsunamiサウンドデコーダをテンダーに搭載してみたのですが、思った以上にスペースがなく、使いたいスピーカが載せられませんでした。しかたないので、より小型なtsunami2に変更です。これで、音的に満足できるスピーカが載せられました。しかし、モータ調整に手こずっています。モータだけの調整パラメータが、CV209-216まで、なんと8種類もあるのです!だいたいのところまで、追い込んだのですが、もう少しがんばりたいところです。これも、うまく調整が完了したら整理したいと思っています。

9200走行性能改善(2)2018年07月09日 23:23

 ロッドのつっかかりが改善できたので、つぎに牽引力のない謎のコアレスモータの対策です。
 ファウファーベルと言えば、コアレスモータの代名詞的な存在ですが、そこの1219N012G(12*12*18.7mm円筒型)が使われています。今回交換用に持ち込んだのが、謎の中華製でメーカ不詳のSS10J0TTBA(10*10*20mm角型)です。加入しているクラブで評判だったので試しに購入していたものです。コアレスではありません。軸を手で回すと結構コギングを感じますが、DCで駆動すると、このサイズからは驚きの低速時のトルクがあります。DCCで駆動すると、超低速回転でコギングがやや目立ちます。
 この中華モータを測定した方がクラブ内にいらっしゃって、起動トルクで比較すると、1219N012G:12.1gf・cm(カタログ値)に対して、SS10:30.0gf・cmと、約2.5倍の測定結果がでています(測定ありがとうございます!)。コアレスだから、必ずしもトルクがあるというわけではありません。また、maxonというメーカのDCX12Sシリーズだと、同じコアレス方式で32.8gf・cmでるものもあります(約12,000円もするのですが)。
 いずれにせよ、これらのトルク性能の結果から、この9200の牽引力がない原因のひとつは、モータによるものがわかりました。
  さっそく交換です。既存のモータをとりはずし、そのアダプタにΦ1.4の穴をあければできあがりです。精度の悪い工作なので、少し長穴にしてかみ合わせ調整ができるようにしました。にしても巨大なウォームです。フライホール効果なのか、アイドラギヤ数をミニマムにするためなのかはわかりません。ギアに詳しい方からは、ウォームはできるだけ小径にした方が効率がよいと教えていただきました。確かに半径が大きくなるほど、ホイールの歯を回そうとする力は二乗に比例して大きなものが必要となります。高校で習った物理の法則 F=m(r*r)です。
       交換用モータと、ブラケット加工状態
 モータ軸はΦ1.0mmなので、エコーパイプΦ1.5mmを瞬着で取り付け変換しました。
 実装して、DCC(TSUNAMIデコーダ)でテスト運転です。超低速が効きます。トルクもあり、かなりよい感じです。超低速時に若干コギングが出て、デジタルっぽい回転になります。デコーダにモータ関係の調整箇所(CV209,210,212,213,214)があるので、調整することで改善できました。これは、また別稿で整理したいと思います。

9200走行性能改善(1)2018年07月01日 22:37

 実家に帰ったときにゴソゴソしていたら昔買ったモデルワーゲン社製の9237が出てきました。中古で買った完成品です。私がHOjを始めたきっかけをつくってくれた機関車です。
 ひさしぶりに走らせたところ、どうも動きがギクシャクします。ので、分解して走行性改善にチャレンジです。
 この製品、1992年の発売当初は画期的だったと思います(もう四半世紀たってます!)。古典機らしいシュッとした下回りのプロポーションを1/87 12mmで再現し、動力にはファウハーベルコアレスモータ+フライホイールを採用しています。しかし、外観はよいものの、走行性能はコアレスなのになぜか牽引力がなく、しかもこの個体ではギクシャクしています。
 ギクシャク感は、働輪の回転位置の特定箇所で発生しており、ロッドがひっかかっているようです。よくよく観察すると、左メインロッドのピストン棒が、なぜか奥まで入りすぎてシリンダ後部に当たってストレスを発生させています。
また、右サイドロッドのクランクピンがメインロッドに時々当たっています。

 それで、左右メインロッドをはずして比較したのですが、長さが違う!という驚きの事実が判明したのです。
左側は、33.07mm
右側は、33.49mm。約0.4mm長いため、シリンダ後部に干渉していたのです。まあ、ここの長さが違っても動くには動くところですが、びっくりです。ロッド長の調整は困難なので、苦肉の策でシリンダ位置を0.5mmほど前にずらして、突っかかりを解消することに。泥縄(まるいち)式ですがシリンダ取り付け穴をドレメルで長穴化しました。
こういった完成品加工のとき、回転工具はとても効率的に作業ができます。必需品です!手やすりだとこうはいきません。また、右サイドロッドの当たりは、ピンの頭をヤスリで削り、メインロッド裏も削りました。
 シリンダ全体を約0.5mm前方にずらして固定したところ。シリンダ取り付けビスの穴を貫通させて、上回りを固定しますが、これぐらいのズレは影響ありませんでした。

 ところで、このメインロッドはロストで製作してあり、左右で同じ型を使っているようです。ロストなので縮みが個体によって違うのでしょうか。別キットのロッドとも比べたのですが、これとも長さが違います。こういう精度が必要な動力部にはロストは向かないと思うのですが...これも当時のチャレンジだったのでしょうか。
 この改修でギクシャク感はだいぶん改善できました。まだ、全体に転がり感が重いので、スライドバーのエッジをナメルなどして、調整を追い込んでみます。