大物キット登場 ― 2015年01月10日 21:52
きょうは久しぶりに板橋のFABさんへ。大物キットの引き取りです。すでに、HOJCの方などが入場されておりコアな話で盛り上がっております。
さっそく、第一弾。モデルワークス社さんの「或る列車」ペーパーキット。これは、2013年の鉄模ショーで1/80が展示してあったので1/87も作ってほしいのだけれど。→数まとまったら作ってもいいよ。という話からスタートして、FABさんのご尽力で製品になったものです。レーザーカットのきれいな窓抜き。張り合わせも済んでます。組説には1日でできる!と書いてあります。ペーパーは中学・高校時代につくったきりですが、組み立ての基本は大きく変わってないようです。
台車・床下機器がまったくないので、スクラッチするかFABさんが製品化してくれるのを待つかです。これが大物キットと呼んでいるゆえんです。あと、牽引機もいませんね。
第二弾はM製作所の「C5343」キット。4年がかりで設計・部品製作された力作キットです。ずっしりとした重みを感じ入ります。ロスト部品は、外注3Dプリンタで原型を起こしたそうですが、原型の伸び縮みがあり試行錯誤の繰り返しがあったそうです。ちなみにロッドは3回つくりなおしたそうです。
まだ、すべてのパーツチェックしていないのですが、そこかしこにこだわりが表れています。厚みがきちんとある働輪タイヤ部分、シルエット重視の小径ギヤやベアリング入りのウォームギア。前面の煙突から煙室扉に向けたの流れぐあいもいい感じです。流線マニアにはたまりませんね。
資料はパーツリストだけです。組説はありません。全体図もありません。しかし、参考資料には、バイブルになるプレスアイゼンバーンの「C52・C53」があります。当時、高校生だった私にはとても買えなかった...今は、古書として出も少なく4~5万になっており、おいそれと買えない。これが大物キットたるゆえんです。まぁ、そのあたりから工夫・努力しながらこさえていくところが楽しみになるわけですが。
とにかく、こんないいキットをつくっていただいて、感謝です!
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://eccentric-water.asablo.jp/blog/2015/01/10/7537054/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。