北丹2号機(6)ひし形なるものたち2017年11月05日 14:13

 シリンダ後蓋のひし形なるものの工作の続きです。
 まず、Φ2.4(1.5)のひし形加工パイプに、Φ1.5(1.0)パイプをハンダ付け。端面を整形して、この端面側からΦ1.0(0.7)のパイプを約1mm差込んでハンダ付け。その後、全体を約1mm弱で切断し、ひし形の厚さが0.5mmくらいなるまでヤスリで削り、仕上げにΦ1.0のパイプ部分をドレメルにくわえて回転させながら耐水ペーパをあてます。
 シリンダ棒が入る穴の周りには、なにやらボルトのようなものがあるのでまねてみます。ボール盤+XYテーブル(PROXXSONの簡易なものです)を使い、XYテーブル上のバイス(これも簡易なもの)に、ひし形を2つ並べて固定します。後は、やや まるいち式で目分量で慎重にΦ0.3の穴を開けていきます。多少ずれてしまいましたが、こんなものでカンベンしてもらいましょう。Φ0.3の真鍮線を植え込んで完成です。

 うしろ蓋への取り付けは、こんなイメージです。このひし形は少し浮いているようなので、反対側に突き出すように植え込んでいます。ちょっとオーバースケールですね。もう少し調整が必要です。
 このうしろ蓋は、オリジナルのt0.4洋白パーツから、t0.2洋白に写しとったものです。シリンダーブロックにハンダ付け+丸く整形して、不要部分を切り離します。その後、このひし形なるものたちを取り付ける予定です。
 

北丹2号機(7)シリンダ後蓋2017年11月08日 00:43

 シリンダ後蓋の工作が続きます。オリジナルパーツからt0.2洋白板に写しとったパーツを仮付けします。まず、プラモデルのランナー状のものを残して、不要な部分をカットします。


つぎに、左右をつなぐ部分を残して、ここを仮ハンダ付けの土台とします。これによって比較的位置決めが容易となりました。この後は、シリンダ後蓋の円周上をハンダ付けし整形する予定です。ここは熱の回りに用心しないとせっかくつけたシリンダブロックがバラバラになってしまいます。実を言うと、これまでに2~3度バラバラにしています。