北丹2号機(12)リベット植え込みテスト2018年06月04日 23:04

 サウンドデコーダを壊してずっと放置状態でしたが、デコーダも修理から戻ったし、そろそろ再開です。
 いろいろ気にすると気になるのですが、最低でもキャブ回りのリベットは再現したいなということで資料を眺めておりました。キットのキャブは、すでに折り曲げずみなので、打ち出し方式は難しそうです。道具もないし。なので、真鍮線植え込みでやってみることに。いきなりやるとたいてい失敗する(まるいち式)ので、きょうはテストです。
 プロクソンの安い方のXYテーブルとボール盤を使い、Φ0.3の穴を2mmおきに開けます。1mmの箇所も1つ。材はキットのエッチング部品。ケガキもポンチもなしで、テーブルの移動だけで穴あけします。特に大きな位置ずれ問題はありませんでした。Φ0.3の歯はチャックが対応していないのでタミヤのリーマタイプを使っています。
 ピンバイスにはさんでハンドリングをよくしたΦ0.3真鍮線を植え込んでいきます。1本植えては半田してカットする方法です。ちょっと面倒ですね。半田はヤニ入りΦ0.6でフラックスは使っていません。
 ダイソーのダイヤモンドヤスリで、だいたい0.3くらいの高さまで削ります。試しに、練馬同窓会のコンノ商店で買ったΦ0.8のカップバーを手で回して頭をなめてみました。ボルトっぽいのが、リベットっぽくなりました。カップバーがちょっとあたったところが擦れて跡が残ってしまいましたが。
 右の2つは、さらに頭を少し低くしてみました。ちょっと低すぎかな。地味リベットです。
 XY軸に沿って正しく固定できていなかったので、少しねじれていますが、はじめてにしては、まあまあでしょう。本番は、折り曲げ済みのキャブをどうやってXY揃えてテーブルに固定するかがポイントになりそうです。

猫屋線ホハ1(+ホハ2)で遊ぶ(3)2018年06月06日 23:01

 猫屋線ホハ1で遊ぶといいつつも、最近店頭に並んでいる「キハ2+ホハ2」のホハ2で遊んでみました。
 以前ホハ1を12mm化したときに、今度出るならオープンデッキをと期待していたのですが、正にホハ2はオープンで出てきました。で、ホハ2を12mm化しようと思い、よく見ると(よく見なくとも)わかるのですが、下回りやボディ主要部はホハ1とホハ2で共通パーツとなっています。
             デッキ部パーツ比較
       右は12mm化改造でカプラー欠き取りしたもの

 なので、デッキ部のパーツを入れ換えると、ダブルルーフのオープンデッキ客車になるわけです。「ダブルルーフとくれば、オープンデッキでしょ!」という法則はないのですが、さっそく入れ換えてみました。
どうでしょうか?なかなかカッコよいと思うのですが。客室扉も入れ換えると塗装バリエーションも増えます。でもここまでくると、塗装は木造ニス仕上げにしたくなります。

北丹2号機(13)黙々と2018年06月10日 23:15

 北丹のリベットの本番製作をはじめました。ゆうえんさんからアドバイスをいただいたテンプレート方式で穴開け開始です。
 まず、テンプレートとして使うt0.4の帯板に、リベット植え込みのガイドとなるΦ0.3の穴を開けます。これは、ボール盤とXYテーブルを使い、0.05mmの精度で加工します。下は加工後、バイスからはずした状態です。

 これを穴あけする場所に仮ハンダ付けします。その後、この穴をガイドにΦ0.3のドリルで穴あけします。最初はボール盤で開けたのですが、ピンバイスで手でやっても大丈夫でした。ドリルを1本折りましたが...

 テンプレートの位置決めと仮ハンダ付けに少々手間がかかりましたが、なんとか、約40個の穴が開きました。あと、正面妻板まわりに20個くらいは、開けないといけません。
      側面と後面で少しずれてしまった..
 雨の日曜日にちょうどよい、黙々とした作業でした。

北丹2号機(14)照らすもの2018年06月13日 22:37

 異動期で飲み会が多く、作業は進みません。飲んだら刃物系は触らないようにしています。特に電動工具は危険です。
 今日は、リベット穴あけの続きです。最近、老眼が進んでヘッドルーペをつけても辛くなってきました。量販店の模型売り場で、こんな小型LEDライトを売っていたので、試しに買ってみました。
WAVE社のHG LEDクリップライト(2個入り)というもので、量販価格で約560円でした。バネ式クリップで固定するしかけです。
 0.3mmドリルでの穴あけに使ってみましたが、明るい分やはりよく見えます。今回は、自在ツールクリップをつけて固定しました。
ただ、サイド側の光線のモレが眩しいので、黒のポリエステルテープで遮光してみました。上がノーマル、下が遮光バージョン。
 無ければないでなんとかなるのですが、あると便利なツールです。

OTOTENに行ってきた2018年06月16日 23:35

 週末、国際展示場でオーディオ・ヴィジュアル展の「otoen」が開催されています。最近気になっているアーティストとともにサウンドプロデューサの方のレコーディング制作話が聞けるということで、出かけてきました。今回始めて行ったのですが、展示場のB1、4~7Fを貸しきっての大規模なイベントです。なんと無料です。
 15:30開始で、15分くらい前に会場に行ったのですが、すでの長蛇の列。入れる?のかと思ったのですが、大丈夫でした。しかし、満席。立ち見の人もいました。
 ボーカリスト 井筒香奈江さんと、サウンドプロデューサ 高田英男氏で、新作「Laidback2018」について解説と試聴がありました。オーディオ機器のことは詳しくないのですが、JBLのかなり大きなスピーカと、とても高そうなアンプ群です。このアルバムのマルチ録音版、一発2ch録音版の違い、ハイレゾ、アナログレコードなどの複数フォーマットの音源の違いなどを聴くことができました。

 やはり、一発2ch録音のDSD11.2MHzは、ホントにキレキレで生々しい音でした。録音方式とフォーマットの違いがこんなにあるとは..よい体験でした。また、DSDからカッティングされたアナログレコードはちょっとまろやか感があり、これもありかなという音でした。いずれにせよ、プレイヤーの実力がダイレクトに伝わるので、恐いフォーマットであります。そして、井筒さんのライブ、行きたくなりました。