第20回国際鉄道模型コンベンション2019年08月17日 01:11

 きのう16日からJAM(国際鉄道模型コンベンション)がはじまりました。今年もHOJCブースの一角で出展しています。
 少しずつアップデートしているDCC自動運転モジュールを展示しています。古典蒸気機関車が、超スローで自動運転しております。会場にお越しの折には、是非HOJCブースにもお立ち寄りください。
 また、DCCのこと、自動運転のご相談についても、少しでもお役に立ちたいと思っています。お気軽の声をかけてください。

第20回国際鉄道模型コンベンション(御礼)2019年08月19日 22:34

 8月16日~18日の3日間のコンベンションも無事に終わりました。たくさんの方が、HOJCのブースに来ていただきました。ありがとうございました。 私が不在で運転していない時間帯に来ていただいた方々には、大変失礼しました。

 今回もDCC自動運転(Youtube 約1分動画)を展示しましたが。昨年とくらべると、スモークマシンを組み込んだした北丹2号機(ワールド工芸製キット)の登場や、ストラクチュアも少し追加して、リアル感を高めています。走行スピードはスロー目にして、短い距離でもロッドの動きを楽しんでもらえるようにしました。
 特に煙は、お子さんには大好評でした。今回は1両だけ搭載したのですが、「なんで、他のは煙がでないの?」と忖度のない質問に「力不足です...」としか言いようがなかったです。子供はわかっていますね!
 自動運転制御は、いつもお世話になっているDesktopStationさんとこのコントローラと、Nuckyさんとこの位置検出器を使いました。3日間トラブルなく安定して動作してくれています。自動運転をはじめたい方は、この組み合わせが、コスト+機能面で最強ではないかと思います。今回は、北丹2号機(Cタンク)の集電不良に悩まされまして、ちょいちょい再始動が必要となりました。車輌はもう少し改良が必要です。また、プログラムも、車輛の異常動作時のリカバリを追加したいです。

 スロー運転は、みなさんから「いいねぇ」という感想をいただいています。なかなかスロー運転ができないとうお話でした。DCCやDCのPWM方式の制御だと、実現しやすいですよ、とお答えしたのですが、加えては全輪にブラシを充てるなどの集電強化と古いモータは最近のモータ(コアレスでなくてもよい)に換装すると効果的だと思います。
 他の展示は、じっくりと観ることができなかったのですが、実物リアルだけでなく、オリジナルな世界観を表現したレイアウトや車輌も増えてきて、刺激を受けました。
 次回は、関東合運なので、シーナリィとストラクチュア中心にアップデートしていきます。

オープンサウンドデータ ミーティング2019に行ってきた2019年08月31日 23:42

 DCCでお世話になっているDesktopStationさん主催の「オープンサウンドデータ ミーティング2019」に行ってきました。西落合のホビーセンターカトーです。同時に「地方私鉄ミーティング2019」も併催していました。

 今回の目的は、新たにリリースされたMT54電動機の実装車輌を見たかった(聴きたかった?)のと、LokSoundProgrammer
の解説を聞くことでしたが、地方私鉄の展示もなかなか見ごたえがありました。
また、Nゲージキハ40系や581/583系にサウンド搭載したものも走っており、しっかりした音質・音量で少なくともハコモノ系だと16番/HOと同等のことが実現できています。これは、LokSound microV5のサイズの小ささが大きく貢献しているからだと思います。コスト的な面の課題もあるのですが、これからは、NゲージユーザにもDCCサウンドが広がっていくのではないでしょうか。

 肝心のMT54の音ですが、とても高音質で実感的です。個人的に身近だった165系が欲しくなってきました。音源を制作された方に聞いたところ、電動機の音は、実音をスペクトル解析して正弦波を組み合わせて合成されたそうです。実音だとばかり思っていました。完成度が高すぎる!タイフォンやパンタ上下音など、その他の音は実音だそうです。ちなみに、この合成方法で鳥や虫の声も作れるそうです。
 Programmerは、音源書き込みのほかに、オリジナル音源制作についても解説があったのですが、これは複雑そうでちょっとハードルが高そうでした。まずは既存の音源の、たとえば汽笛などのみ変更するくらいが、よさそうです。

 地方私鉄の展示では、IORIさんのところの、レーザーカットによるペーパー古典客車(1/80 16.5mm)が気に入りました。下回りの軸受けや台枠もペーパーで作られています。非常に繊細で、当然ペーパー製とはわかりません。下回りだけでも1/87用にも作ってほしいです。クラブメンバーで募ってみようかな。

 今回のイベントは、30-40代の方が中心となって開催されており、DCCを中心としたソフトウェア開発、小ロットオリジナル基板や、車輌関係では3Dプリンタやレーザーカットなどの技術手法がいろんな形で活用されていました。また、走らせることの楽しさを再確認することができた一日でした。こういったムーブメントは、停滞気味のこの世界を少しでも活性化してくれるのではないでしょうか。やや おじさん式モデラーも応援していきたいですね。