夕張11形(4)ギヤボックスをこさえています2019年09月01日 23:50

 きのうの刺激的なDCCイベントに触発されて、きょうは朝から自動運転のプログラミングにいそしんでいます...
ということもなく、仕掛かりの夕張11形の製作再開です。
 このキットの動力は、テンダーモータでフライホイール?を兼ねたジョイント棒を介して、エンジン側をドライブしています。今は、小型で性能のよいモータがあるので、エンジン側にモータを格納することにします。そのため、新たにギヤボックスをこさえてみることにしました。キットのギヤボックスを改造してもなんとかなりそうだったのですが、ちょうどKKC発行「蒸気を作ろう」に製作方法が掲載されていたのと、ギヤボックスを作ったことがないので、恐いもの見たさでチャレンジしています。
 まずは、図面を描きます。CADを使ってちゃっちゃと仕上げました、と言いたいのですが、方眼紙に書いたり消したりで作図しました。かなり怪しげな図面です。
         図面というより、メモ書きかも

 ギヤは、だるまやさん廃業のあと、ナローガレージさんが再生産をした製品を使っています。こういう基本部品を供給していただけるのは、本当に助かります。モジュールは0.25です。よく使う0.3に比べると、ギアの嵌めあいがカチッとしています。しかし、ギヤボックスに精度が必要な、いやーな予感がします。
 t0.6の真鍮板にケガいて、糸のこで切り出します。真鍮板にはスプレー缶の青ニスを吹いています。ケガキ線がわかりやすいのでお勧めです。しかもパーツクリーナで簡単に落とせます。ギアを支持する側板は、一枚のみケガいて、それをもう一枚の板に仮ハンダして、穴あけ・切抜きをしました。蒸気の台枠製作などでおなじみの手法です。
       おもな構成部品(まだ、加工の途中です)
 ポンチ打ちと穴あけは慎重にやったのですが、何度やっても真ん中に開けるのは難しいですね。しかも、私の持っているPROXXONのボール盤は、チャック先が少しブレているのです。なので、まずφ0.4のリーマドリルで下穴を開けて、センターを確認して所定寸法のドリルで穴を大きくしました。しかし、写真でもわかりますが、ずれているところがでてしまいました。2~3個作り直すことは想定内なので、まずはこのまま作業は進めることにします。パーツを切り出し、穴あけしたところでタイムアウトです。神経使うので疲れました。