夕張11形(5)ギヤボックス、やはり苦戦中2019年09月02日 23:56

 きょうは、アイドラギアにベアリングを組み込む作業をしてみました。ギア軸の受けにベアリングを入れるのではなく、ギア自体にベアリングを組み込むことで、ギアボックスの幅をスリム化できると考えたからです。
 このナローガレージ(旧だるまや)のギアは、φ3.0の軸穴です。内径2.0/外径5.0mmのベアリングをはめ込むためには、軸穴拡張が必要です。3.5mm、4.0mm、5.0mmと手持ちのドリルで拡張していったのですが、わずかですが偏芯してしまいました。
    ベアリングを組み込んだ状態と、オリジナルのギア

 ボール盤の軸を手で回転させながら、偏芯に気をつけて開けたのですが、技術力がまだ足りないようです。特に、4.0→5.0の拡張ステップが大きすぎました。拡張のステップを0.3mmくらいになるようドリル刃を揃えて再チャレンジするか、軸受けにベアリングをセットするか、悩んでいます。ところで、ベアリングをはめたギアの回転は、とても軽く、惰性でしばらく回ります。また、偏芯しているので、特定の場所が必ず下側になって止まります。そのくらい転がりがよくなります。頭を冷やして、いろいろ検討しみようと思います。
 話し変わって...
 瞬間接着剤って、最後まで使い切る前にだいたい固まってしまいますよね。保存容器に入っていても固まります。その保管にどうしたものかと悩んでいたのですが、写真のようなやり方で保管すると、割りと固まりにくいことがわかりました。

 流しすぎ防止と細かい部分の接着のため、模型店で売っている先細のパイプ状のものを先端にくっつけて使っています。どうするかというと、使用後この先端を折り曲げてクリップではさむだけです。簡単です。
こうして保管すると、長持ちします。先細部分は、固まったりして劣化していくので、必要に応じてカットしていきます。先がなくなれば、また新しい先端に置き換えます。是非、お試しください。