頸城コッペル2号機(15)ロッドと働輪2020年09月09日 00:09

 備忘録的に..オリジナルのロッドは、働輪のクランクピン穴のボスの上で、クランクピンを軸に回転しています。「しりせま」にするためには、ロッドの穴を少し拡げて、働輪のボスを軸に回転するように加工しました。これによって、ボスの高さ分だけシリンダ幅を狭めることができます。
 車軸止めにつけているのは、仮の集電ブラシ。オリジナルのブラシには主台枠に取り付ける極小プラパーツがあり、いろんな作業のハンダ熱で損傷しそうなため、仮を取り付けました。また、「しりせま」のため、車輪を車体中心に対して常に均等な位置にしておきたいため、左右ともにブラシを当てています。
 拡大すると、ロッドがボスを軸にしていることがわかります。

 反面、ロッドが働輪のタイヤに接触するため、絶縁側はショートします。そのため、薄いポリテープをロッド裏に貼って、ショートを回避しています。
  テープを貼ってデザインナイフで、切り抜きます(赤丸内)
 「しりせま」には、いろいろ気を使ってやらないといけません。