削ったった2020年10月22日 00:15

 QCTPも取り付けたし、やっとこさっとこ削りはじめです。
 初切削なので、簡単なネジ状のクランクピンです。しりせまコッペルには、市販の1mmネジをドリルレースで加工したものを付けていますが、これをリニューアルします。
 3mmの洋白棒を1mmの太さまで削ります。今回は、スローアウェイバイトを使いました。スルスルと音もほとんどなく削れます。ここは後でネジを切ります。さらに頭になる部分を1.6mmに削ります。三つ爪チャックからはずして、ネジを切ります。
 この後、ボール盤に挟んで手回しでネジを切っていきました

 糸のこで切断し、モータツールで掴んで、頭の下のひとつ分くらいの山を時計ドライバで削っておきます。そして、ネジを切って、ヤスリで頭を薄くしていきます。
    左が市販ネジをドリルレース加工、右が製作品

 できあがりです。加工中にお約束どおり、ひとつ飛ばしてしまい、四次元空間からの救出に30分くらいかかりましたが、2時間くらいで、2個できました。初めてだからこんなもんでしょう。
   今回製作した右の方がネジ山が浅い。ダイスのせい?

 思った以上に三つ爪チャックで掴んだワークが振れるので、びっくりしましたが、クラブの仲間からはそんなものだよ、と言われました。外周を削るので結局関係ないのですが、精密な加工では、掴みなおしは厳禁かな。
 金属が削れて、新しい面がでてくるのには、見とれてしまいますね。

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