片ボギーガソリンカー2016年10月02日 23:08


今週末は、関東合運があります。クラブ内では毎年お題がでるのですが、今年は「仕掛品消化」ということで、仕掛かり期間が、長ければ長いほど、ありがたがられるという趣向です。
2012年に南薩テフ2両分キットをツギハギして作った片ボギーガソリンカーは、台風の関西合運に持って行ったのち、そのまま放置していました。これを完成にこぎつけようという魂胆です。
が、同時にデキ3もやっつけようと欲張っており、全体としては遅々として進まずの状況です。
しかも、今日は塗装日和の乾いた日なのに、ディテールパーツ作りにはまってしまい、なんかチマチマと作っておりました。
排障器は、0.8mm角線を切り刻んでなんとか形に。前後で微妙に形が異なりますが、走ればわからないでしょう。


そして、ラジエターをt0.8板、帯材、メッシュでそれらしく。排気管とラジエター配管をつけると、さらにそれらしくなってきました。

ボディーにはテールランプ、ステップを追加し、タイフォンも合ったほうがよいかなと思ったり。
さらにsoundtraxxのディーゼルデコーダを、燃えたデコーダ修理のついでに買ってしまい、設定にはまっています。
完成どころか、仕掛かり度合いが深まるばかりです。今週は、雨模様で塗装は難しそうです。


第21回 大阪合運2012(2)2012年09月30日 22:45

合運2日目。台風接近のため、雨も本降りになってきました。
こんな2段ベッドの8人部屋に泊まりました。

正しいにっぽんの朝食です。いただきます。

気になる作品。レイアウト編。
洗濯物が本当に、はためいているようです。

人の配置で、動きがでています。

映画のワンシーンのような。


コンプレッサーの音が聴こえてきそう。
トタン屋根のやぶれ具合もいい感じです。

最後に、競作車輌をすべて連結しての記念走行です。まるいちの片ボギーガソリンカーで牽引させていただきました。1軸駆動ですが、がんばっています。動画をアップしました。

台風接近のため、予定を繰り上げて12時にはほぼ撤収完了となりました。帰りの新幹線が怪しいので、西組のみなさんより先に帰途につきました。

突然ですが、近鉄のここが好き!

京都といえば、やっぱりこれです。
レイハラカミさんもご愛用されていたそうです。
今回の合運では、いろんな作り方で模型を楽しんでいる方々と、お話ができたことが大きな収穫でした。
そして、シーナリィやストラクチャーのあるレイアウトが私の目指したい方向なんだ、と黒七味をかけた味噌ラーメンをすすりながら思ったのです。

第21回 大阪合運2012(1)2012年09月29日 23:17

29日と30日は、交野市で開催された「第21回 2012鉄道模型大集合 IN OSAKA」に参加してきました。21回もの歴史のある会ですが、私は2回目の参加です。
品川から新幹線で京都へ。さっそく、せんとくんのお出迎え。

近鉄と京阪を乗り継いで、やってきました交野線終点の私市(きさいち)駅。大阪には、放出とか、喜連瓜破などと難読駅が多いです。そういう駅名は、ずっと残してほしいです。
台風接近中で、くもりぞら。
会場のグリーンビレッジ交野。

さっそくHOJCの部屋へ。今回の競作のお題は、FABさんのところの南薩テフ58。みなさんの作品が、Y内さん製作のひな壇に並んでいます。こういう展示台があるだけで、映えますね。
TMSの取材撮影中。奥の照明アシスタントは、クラブ員のI葉さんです。照明器具は、蛍光灯照明なのですね。今後はLEDに変わっていくのでしょうか?

クラブ員のみなさんの作品です(ほんの一部です)。
ファンも回る!側灯も点く!かっちりしたつくりのDE10。見習いたいです。

きれいなグリーン塗装の江若鉄道DD13。白ラインが映えます。

私の旧作。東野DC20改 夏姿。実はまだ作りかけ。

会場で気になった作品たち。
製作費3,000円の8800型。動輪スポークも切り出し。

アイスキャンデーの棒で張られた31系客車。買った部品は、車輪とカプラーだけだそうです。

そんなこんなで、夜の宴会へ突入。
あっという間に胃袋に消え去ったお鮨たち。
そして1時すぎまで、ディープな客車ばなしで盛りあがりました。






南薩テフ改 製作中(12)2012年09月23日 23:58

今日は、箱根・金時山へハイキングの予定だったのですが、あいにくの雨で中止。そのため、早朝6時から工作開始です。
いつも悩んでしまう集電方法。安定した走行のためには、全軸集電が必要です。特に、今回は片ボギーかつプラ台車なので、6輪分のブラシを作らないといけません。

まずは、単軸側。0.45tの2層エポキシ基板を3mm幅に切り出して、土台とします。これに、0.25φのりん青銅線をブラシとしてハンダ付けします。0.5φ極細リード線もいっしょにくっつけます。
手が4本ほしい!

3本目の手が、ベーク板に貼った両面テープ(ニチバン ナイスタック10mm)。
保持力は接する面積で調節可能です。はがすときに糊が残るので、溶剤での洗浄が必要です。半田付けの後処理といっしょに洗っています。

そして4本目の手が、この自在クリップ。細かいハンダ付けに思いのほか役立ってくれます。1000円くらいだったと思います。

プラ製ボギー台車は、0.3りん青銅線の先端に、0.1mmの銅板を貼り付けて、接触面積をかせごうという魂胆です。効果があるのかどうかは、まだわかりません。
SCOTCHスーパー多用途接着剤で固着。ごちゃごちゃときたなくてすみません。しかし、この接着剤は、なんでもつくのですが硬化時間が長いのが難点です。数時間で実用強度。完全に固まるのに2~3日かかると説明書に書いてあります。しかし、半日たっても、まだネバネバと弾力があり、実用強度はまだありません。じっとがまんです。

早く走らせたいので、もうひとつ台車を改軌して仮配線しました。まずは、1軸のみの集電です。

1軸だと、やはり集電不良が発生するのか、少しギクシャクしますが、走りだしました。ブラシの調整は結構シビアです。車内には、適当にウェイトを入れています。エンドレスを走らせて、ちょっと、ニタ-としてしまいました。
流し撮り。
音が結構大きい(反響しているのか?)のと、起動時のスローが効きにくいのが、気になる点です。

南薩テフ改 製作中(11)2012年09月22日 23:50

ん?
はりきって工作を始めようと、久しぶりに小型ボール盤を使ったら、こんなことに。スイッチを入れたとたん、ベルトが切れてしまいました。劣化していたのですね。
モータブラケットを作ろうと思ったのに。

しかたがないので、モータツールを使いました。案の定、3つの穴をそろえて開けられなかったので、ヤスリで調整です。ほんとに、ケガキの中心にポンチを打つのは難しいです。ジタバタしながら、ブラケットなんとか完成。

ボギー側の台車まくらばりは、1mm真鍮板を5枚張り合わせて、高さをかせぎました。切断は、KKC今野さんがお勧めされていた、「万力に挟んでアゴをガイドに糸のこで切る」方法。厚板でも直角・水平が出せます。2mmのタップを切りました。

ブラケットは、床板にイモ付けにしたので、角度調整にてこずりましたが、こんな感じで下回りが組みあがりました。
明日は、電装に取りかかります。