第3回池袋鉄道模型芸術祭に出展してみた2018年03月25日 22:05

 24~25日で開催された第3回池袋鉄道模型芸術祭に、テーブル展示という形で24日(土)のみ個人出展してみました。
 1730×750mmのテーブルスペースです。腰布やトップ面のマットがきちんとセットアップされており、展示説明の看板、テーブルタップが用意されています。これで1日6800円(日本鉄道模型の会会員価格)の出展料は安いと思いました。ちょっとはみ出ますが1800mm×300mmのモジュールを置きました。
 テーマは小スペースでも楽しめるDCC自動運転、ということでエンドレスを敷かなくても手持ちの車輌を楽しめる方法がありますよ、という提案です。
 ①往復交換運転、②スイッチバック的な支線からの入線。単独で、③HOn21/2の単純往復、④小型エンドレスパイクで定時的にエンジン起動音だけを鳴らす、という4つのデモです。 
幸いなことに23日(金)から搬入ができたので、19:30~21:30でゆっくりと準備ができました。
 24日(土)は9:00から準備、10:00開場です。小型エンドレスパイクを追加で持っていったので、その設置と、車輌の通し運転をしていると、あっという間に10時開場となりました。
 シーナリィもストラクチュアもないので、どうなのかな?と思っていましたが、サウンドが鳴っていたこともあり、思いのほかみなさんに興味を持っていただけたようです。同時に複数の機関車が動くので、小さい子供さんの食いつきもよかったです。
 途中、ポイントが緩んできてモジュールを全部裏返して調整したり、トングのハンダ付けをやり直したりと、トラブルも発生しましたが、プログラムは完璧で、後半は順調に運転を継続してくれました。約8時間ほぼ休みなく動作してくれました。
 HOJCのメンバーには、トラブル対応や説明、車輌貸し出しなどを手伝ってもらいとても助かりました。やはり、一人だとトラブル対応がしんどいです。また、今回使用したDCCコントローラの製作者のDesktopstationさんも応援にきていただきました。おかげさんでなんとか、8時間無事に運転が継続でき、18時に終了です。
 DCC自動運転には興味を持っている人が結構いました。こういう楽しみ方があるんだと、関心をもってもらえました。
反面、どういう機材が必要なのか、どこで買えるのかわからない、などの情報不足の声もあります。もう少し、お手軽に始められる環境を大手メーカさんにつくっていただいたり、メディアで走らせる楽しみをPRしていければ、DCCを使ったいろんな楽しみ方も普及するんだろうと思います。
 終わって祭りの懇親会。その後、モジュールを入れた大きなかばんと、機材を入れたバックパックを背負って、えっちら、おっちら家路に向かいました。
 展示に追われて、写真も動画もほとんど撮影できておりません。