入った!2015年10月03日 02:59

しばらくデキの製作は、ずっと電装関係ばかりやっていました。
ひもひものLED回路の定電流素子は、チップCCR(15mA)を購入して、なんとか屋根裏に納めました。
いったんあきらめていたLENZ electoric flywheel POWER1の実装ですが、黒いシュリンプカバーをはずしてみると、簡単にコンデンサを分離できそうでした。コンデンサは、いわゆるスーパーキャパシタ(KORCHIP製1F、2.7V)がついていました。
PWR-1外観

このコンデンサを切り離し、リード線で延長すれば、コンデンサを空きスペースに収納できるのではと。デコーダと接続する3本のリード線も耐熱・極細に交換。
PWR-1分解

コンデンサの収納場所をいろいろ探って..ボンネット内に入れこむ目処が立ちました。こんなてんこ盛ではありますが、デコーダとPOWER1がはいった!
デキ分解写真

詰め込んだ状態。窓から、POWER1や配線が見えてしまいますが、しょうがありません。黒く塗ります。かなりぎちぎちです。
上回りと下回りは、ライト配線を極小コネクタ化して切り離せるようにしています。何度もつけたりはずしたりすると配線に使ったmagnet wireが切れてしまいました。屋根裏の配線もゴチャッとしています。これらは今後の課題です。
また、このコネクタは室内電動飛行機に使われているもので、通常の電気パーツ店で売っているものの半分くらいの大きさで、小型車輌にはうってつけです。
デキ外観

走ります。POWER1をつけると、副産物なのか、なぜかスローがよく効きます。コギング走りになっていますが..
本来の目的の瞬間的な電流断への対応はすばらしいです。走行中の集電不良ではまったく止まりません(黄色テープは絶縁区間)。しかし、停止した場所で集電不良を起こすと、当然ですが再起動はできません。
これだけ、走ってくれれば大満足です。問題は、このてんこ盛りを塗装後に組み立てなければならない点です。