デキ3入線、そして電圧・電流計の続き2016年02月08日 00:08

 先月の話になりますが、1月23日にデキ3が「よろづ模型」さんから正式に移籍してきました。昨年ワールドのキットを1両組み上げたのですが、相棒が欲しくなって、お願いしたものです。こちらは、正統な銚子電鉄色です。
 また、電圧・電流計工作の続きとして、平滑化用の2000μF(25V)のコンデンサが入手できたので、パワーパックに組み込みました。この平滑化でパイロットランプのLEDに、3V/30mA以上が流れるため、CRDで15mA以下に調整しています。メータは、筐体左上に取り付けたのですが、わけあって今は仮止め、ガムテ工作です。ネットにででいた回路図が役に立ちました。
 このデキ3、さっそく電圧・電流計付パワーパックで運転です。平滑化コンデンサを入れたのでモーターが滑らかに回る....ということもなく、ただただ普通に快調に動いてくれました。しかし、この製品に付属の小さなモータはやはり非力で、牽引力が足りません。プラ2軸貨車2両+真鍮ワブがキツキツでした。これも、DCC化+アルモータ換装をおこなっていきます。

デキ3(よろづ)と電圧電流計

 KKC秋の総会に持っていった運転盤は、地面づくりの試作として、小さいながらも、丈の高い草(萱をイメージ)、短い草地、線路を覆う草、土に埋もれた線路、人の動きによるストーリ性などを盛り込んで、制作中です。水系も取り入れたいところです。
 この電圧・電流計、(ハズカシながら)つないで気づいたのですが、電流計の最小単位が10mAでした。小型モータ用には、1mA単位はほしいです。負荷が軽いと電流計はゼロのままですから。1mA単位の電圧・電流計もあるようなので、機会を見つけて交換するつもりです。それで、ガムテ工作で仮止めというわけです。

つや消し接着剤の王座は2016年02月13日 23:31

 これも先月の話。円形パイクの草植えで、ボンドのテカリが気になるという話をクラブメンバーのよろづ鉄道さんに相談したところ、「Titebond」と「マットメディウム」を教えていただきました。その後、片付けをしていたら1999年にFlying Zooさんで購入した「ELMER's」を見つけたので、さっそく、つや消し接着剤の王座決定戦を開催しました。
 決定戦に参加したのは、つぎの6種です。それぞれ容量は異なるのですが、参考に価格と購入先も記載しました。
1 Titebond(東急ハンズ:490円)
2 ウルトラマットメディウム(東急ハンズ:400円)
3 ボンド木工用速乾(そのへんのスーパー:200円くらい)
4 ELMER's(Flying Zoo:450円)<1999年製のため参考>
5 ボンド木工用(近所のスーパー:300円くらい)
6 アクアリンカ-(ヨドバシカメラ:360円くらい)<写真なし>

 ただし、「ELMER's」は古いためかボンドバラストができるくらいのシャブシャブ状態で、本来の性能が出ているのか不明のため、参考扱いにしました。

 まずは、原液のまま厚塗りと薄塗りの状態です。写真でもわかるように、
厚塗りだと
1 TiTebond

薄ぬりだと
1 TiTebond
2 ELMER's
という結果です。
ウルトラマットメディウムは、つや消しにはなるのですが、白く残ります。後処理や塗料との混合などの工夫が必要です。

 つぎに、原液での草植えの点付けです。(左からTitebond、メディウム、木工速乾、ELMER's、木工)
写真だとわからないのですが、国産ボンド系はテカリが残り、結果はつぎのようになります。アクアリンカーは実験からはずしました。
1 TiTebond
2 ELMER's

 希釈してのボンドバラストは、ウルトラマットメディウム以外の4種ともバラストでのテカリはありません。どれも使えます。ウルトラマットメディウムは白い残りが目立ちます。
しかし、周辺の接着剤の残りは、
1 TiTebond
2 ELMER's
の順でつやが消えています。
 ひとつ気になるのが、「TiTebond」は、つや消しは最高ですが、下の写真のようにほんの少し白い残滓がごく一部にある点です。ほとんど目立ちませんが、気にする人もいるかもしれません。

まとめです。
■原液使用の王座は
TiTebond

■希釈してのボンドバラストの王座はつぎの4種に大きな差はありません。
TiTebond<極わずか残滓あり>
ボンド木工用速乾
ELMER's<1999年製のため参考>
ボンド木工用

また今回、ELMER's参考扱いですが、ボンドバラストでは、つや消しかつ残滓なしで、総合的にはよい感じでした。

G&D鉄道2016年02月16日 01:54

 小学校の4~5年生の時、背伸びして買っていたTMSにJohn Allen氏のG&D鉄道の写真と解説の載っていて、そのリアリティにものすごい衝撃を受けました。
 その後、G&D鉄道の本が出ていることは、なんとなく知っていたのですが、絶版になったとか再版されたとか、うやむやの中にありました。昨年春頃、GAZETTEのアーカイブDVDが出る話があり、最近それを思い出して購入に思い立ったところ、この本も扱っていました。まとめて買うと送料がお得かなということで注文。海を渡って送られてきました!
 取り扱いは、Hayden Consultingというネット店です。あのスーパーナローゲージャー(勝手に私が言っている)かつ、スーパーレイアウトビルダー(これも私が勝手に言っている)の
Bob Haydenさんからは、「最近郵便料金が高くなって...それでも一番安い方法にして送るよ」とのメールがあり、約10日ほどで届きました。Bob Haydenさんと言えば、TDL近くにあった天賞堂(今は閉店)のオメガセントラルを作られた方です。当時あのレイアウト見たさで、出張帰りに天賞堂行きました。

 今G&D、興奮しつつ読んでいます(というか観ている)。シーナリやレールや車輌などの個々がすばらしいのはわかっていたのですが、あらためてレイアウトや背景含めた全体の色調が車輌を映えさせているのに気づいた次第です。
 GAZETTEのアーカイブ(FINE LINES誌、SLIM GUAGE NEWS誌含む)は、これも圧巻。すぎてまだ読めていません。1964/4のFINE LINES誌が一番古い雑誌で、タイプで打って青焼きしたような6ページぽっきりの冊子(NEWSLETTER)です。On3ではよりfineな線路と車輪が必要だ..ということで、トラックゲージやチェックゲージの記事や、その実際のパーツ販売、レイアウト情報などが掲載されています。私は、もしかしてまだオムツをしていたかもしれない時期です。かの地のディープさとエネルギーには、本当におどろきです。

突然ですが、写真撮っています2016年02月22日 23:19

 先週は、京都へ行ったり、北海道へ行ったりと、バタバタしておりました。鉄分ありません。
 北海道・美瑛では、地元のプロカメラマンと少しばかりご一緒することができ、雪降る中での写真撮影を敢行させていただきました。こんな雪の状態は、なかなか見られないとのことで、ハイテンションで激写中です。

 あたりまえですが、同じ場所から撮っても、まったく違う画が出てくるのはさすがプロです。ハードからソフトまで知り尽くされています。よい勉強になりました。

 ちょうど空港で買った「BRUTUS」では写真家・森山大道の特集をやっていて、付録のタブロイド判写真集には、また風景写真とは違った意味で勉強になりました。
 でも、冬の美瑛はイイ。じっくり滞在したいです。とってもしばれますが。