第43回日本鉄道模型ショウにいってきた2018年10月13日 23:18

 9月下旬から、軽便祭、関東合運と毎週イベントが続いていましたが、本日は蒲田の鉄道模型ショウに出かけてきました。
 仲間うちでウワサになっていたワムのC58(HOj)のパイロットモデルがもう展示してありました。テンダーは標準と舟底の2種あります。新設計で製作しているそうです。キットはなし。完成品のみの販売とのこと。



PINE CONE PRODUCTさんでは、HOjのモジュール新作が展示してありました。わたしがまだ製作中の北丹2号機も完成しております。

美唄機関区モジュールでは、FABさんところのセキ1の完成品もありました。
 

ワムさんからは、ダージリンのサドルタンク完成品です。これ気に入ったのですが...

 会場内、今年はOjの製品が目立ちます。大好きなEF58です。重量感あります。

これも大好きな3軸台車TR73。このくらいのサイズになると機械感が増しますね。
 あまり食指の動くものはなかったので、ネコさんのブースで500円均一だった旧国書籍と、津川洋行さんで10個1000円のHOナローのトロッコ上回りを購入です。

地方私鉄の写真展にいってきた2018年10月16日 00:14

 新宿リコーイメージングで開催していた写真展「地方私鉄 1960年代の回想」にいってきました。今日が最終日だというのを、今朝思い出して駆け参じた次第。最終日は16時終了ということで、ギリギリ間に合ったのですが、会場は結構な人が観覧されておりました。

 写真集も購入していたのですが、大きな版で見ると当時の空気感がしっかり伝わってきます。車輌も含め、線路際の細かいディテールもよくわかります。テーブル上には、未発表含む2Lサイズのアルバムがあり、これも見ごたえがありました。大判にして写真集だしてほしいです!

 宮下さんの新作?福島交通のジオラマもあります。軽便祭でも新作がでていたので、ものすごいスピードで密度の高い作品をこさえられています。洗濯物までリアルです。
 中学生の頃、親にせがんで尾小屋や下津井に連れて行ってもらった記憶がよみがえってきました。

第18回鉄道模型関東合同運転会2018年10月17日 23:26

 (この記事は、運転会後の10月17日に記載したものです)
 今年も恒例の関東合運にHOJCとして参加してきました。6日が設営、7~8日が展示です。今回は6日夜から参加で、夕食後からDCC自動運転モジュールの組み立てです。JAMの展示からは、待避線の延長、3枚目のモジュールにホッパー引込み線とシーナリィ追加など、少しずつ進化はしています。

 ところが、自動運転は調子がよくなく、ポイントで止まったり、脱線を繰り返します。ポイントのトングとリード間にボンド線をつけて通電向上を図るなどで改善はしたのですが、連続した運転があまり安定せず、少々残念な展示となりました。
 帰宅後いろいろ調べると、複数ポイントで断線とトングの通電不良、別の箇所ではゲージの緩みがあり、それが不調の原因でした。出発前は普通に動いていたので...大型バックに入れて手持ちで運搬したことによる振動が原因かもしれません。運搬頻度が高いものは、見てくれを犠牲にしてもガッチリこさえることが必要なようです。また、ポイントのトングなどの通電は接触だけに頼らず、できるだけ配線をしておくことも重要です。
 7日、運転会スタートにあたって、テープカットとくす玉わりがありました。
 メディア2社による集合写真撮影。今回はTMSさんは来られていませんでした。
 いい感じに日が暮れていきます。この後の大宴会に続きます。

 モータを換装したモデルワーゲン9200に真鍮貨車18輌をひかせました。ややスリップしながらもなんとか走行。

 HOJC会長の乗工社D51(矢印)が約50輌を牽引中。

 今年の競作のお題はクラブ創設20周年を記念して「20」。私は、北丹2号機(整備重量20t)の仕掛かり品を提出しました。全体ではキハ20系が多かったです。

 プロト・サーティーンクラブで展示してあった機関庫。リアル感満載の作品です。モジュール製作の参考になります。
庫内の線路は16.5mm、外の線路は13mmのようです。なつかしの天賞堂の凸電機です。

 グループ軌道線・中澤さん、さっそく自動連結・開放できるケーディカプラを実装されていました。デモをしていただきました。


このカプラはSubarashi Modelさんの製品で、形状記憶合金で動作させているそうです。これは欲しいです!

 城北鉄道クラブに展示してあった「可部線17m旧国と73系」。中3のとき、退役するということで自転車に乗って追っかけていました。密度の高い作品です。

 モジュールは、運転会のたびにいろいろ新しい課題がでてくるので勉強にはなるのですが、そろそろ収束させたいです。来年3月の池袋に向けて、シーナリィやストラクチュアの完成度を高めていきたいと思っておりますが、運転会後の2週間はダラダラと模型もあまりさわらず過ごしております。

北丹2号機(17)ライトをつくる2018年10月21日 01:48

 北丹2号機の工作再開です。ヘッドライトをこさえます。キットには、ライトは含まれていないので、IMON気動車用小型ヘッドライトを加工して取り付けます。
 まず、ライトは1006(1.0mm×0.6m)のチップLEDを使います。色は、ウォームホワイト、いわゆる電球色です。これに、0.08mmのより対になったポリウレタン線をハンダ付けします。
 極小なので、両面テープにLEDを固定して、長めにウレタンを剥離した部分をつくり、ここでLEDの端子部分で押さえるように両面に固定してハンダすると割りと簡単にできます。LEDと線材の2つのワークを固定することが大切です。線材のウレタン膜の剥離は、こて先上のハンダ玉を何度かくぐらせて溶かしていきます。
 ライトはロストでできています。取り付け用に、台座につながるランナー部(φ0.8)にφ0.4の穴を開けます。また、ライトのお皿をドレメルとダイヤモンドヤスリでさぐっておきます。また、ライトの底あたりに通線用の穴φ0.3を開けておきます。

 煙室(ロスト)にライトを仮どめして位置を確認し、先に開けた穴をガイドに、煙室に穴を開けます。仮止めをはずし、φ0.4mmに真鍮線を植え込み、これをステーにライトを固定しました。

 加工したLEDをライトと煙室にとおして、テスト点灯です。LEDが入ったことで、レンズが入りきらないので加工が必要です。
 きょうは、とりあえず点灯テストをして楽しんでいます。
 やや明るすぎて目に痛いので、もっと抵抗を増やした方がよさそうです。

アオシマEF66登場2018年10月25日 00:36

 北丹に積み込むseuthe発煙装置用リレーを買いにアキバに行ったのですが、立ち寄ったボークスでアオシマ製EF66(1/45プラモ)の先行展示をおこなっていました。

 DD51もそうでしたが、このEF66もかなり細かくつくりこまれています。1/45なので存在感もあって、台車だけでも十分楽しめそうです。思わず手が出そうになります。アルミ製の車輪、ライト用LEDなどのグレードアップパーツもあるようです。

 それでリレーですが、小型メカニカルを載せようとしたのですがサイズが大きすぎるので、半導体(PhotoMOS)リレーを使うことにしました。Panasonic AQY210EH(約6.4×4.8×3.2mm)で、これだとボイラー内になんとか入りそうです。
 このリレーをDCCデコーダの汎用ファンクションを使いON/OFFさせます。制御に必要な約10mAにするために1KΩのチップ抵抗をリレーの足にハンダ付けします。
緑・青がデコーダからの制御、右の2つの端子間がON/OFFする
 スペース的に有利なデコーダ汎用出力12Vを直接発煙装置に接続する方法も考えたのですが、ON時にラッシュ電流が160mAほど流れ、定格100mAを超えるため、リレー制御にしました。
 ひとつ困ったことに、この半導体リレーはON時に抵抗が発生(約25Ω)し、発煙装置への供給電圧が低下します。線路電圧12Vで実測約9V、15Vの場合は約12Vまで低下します。発煙量に影響しますが、9Vでもそれなりに発煙するのでよしとしています。しかし、同じシリーズにオン抵抗がもっと少ないタイプもあるのがわかったので、販売店を探してみようと思っています。
 つぎは、煙室に発煙装置をどう入れ込むかが課題です。