夕張11形(8)ギアボックス ややできた2019年09月21日 23:13

 苦戦していたギボックスも、なんとか形になってきました。初号機なので、カット&トライ的にこさえてしまった部分もあり、ややバラック感がでています。
 ギアに組み込むベアリングは、穴を精度よく拡げることが難しく、結局ギアのデフォルトφ3.0の穴と同じベアリングをはめることにしました。当初、この案は検討していたのですが、軸径がφ1.0と細くなるため、強度的にどうなのかなと思い避けていたのです。

 ウォームもギアボックス内に密閉にするのですが、寸法を取り違えており、ボックスの幅が足りません!急遽、スペーサをかまして、幅を拡充するというバラック的作業で対処しました。ギアボックス単体ではかなり静かで0.7Vくらいから起動します。と、ここまではよかったのですが、ボックスの幅が当初より0.6mm増えたことで、台枠内でぎちぎちとなり、働輪やイコライザなどいろんなものの動きが渋くなってしまいました。これが、リスクの塊状態です。

 このため、台枠内で干渉するイコライザ用のボスを薄く削ったり、働輪をもう一回ばらして、主ギア固定のためのスペーサパイプ(内φ2.4、外φ3.0パイプ)の長さを調整したり、はたまた軸箱と軸の嵌めあいがきつめなので、軸を磨いて滑りをよくしたり、ロッドの表面を磨いてバリを取ったりとか....考えつく干渉する要因を取り除いて、なんとかスムースに動かすことができました。

 スーパースローで撮影して、動きを分析しようと思ったのですが、よくわかりません。サイドロッドだけつけた状態で、約1.0~1.1Vで起動します。音はとても静かです。ただ、8Vくらいを超えると、働輪やロッドの音でやや騒々しくなります。普段はそこまで回さないので、大丈夫かなと思っています。もう少し、回転を落としたいので、2号機は(ホントにこさえる気?)、2段減速や働輪の軸受けも全部ベアリングにする、などにもチャレンジしたいです。
 まあ、あんまりギアボックスばかりいじっていると、いつまでたっても完成しないので、このあたりで勘弁してもらうことに。