頸城コッペル2号機(5)しりせま? ― 2020年06月24日 22:30
しばらくブログ更新をさぼっていましたが、頸城コッペルはボチボチと進捗しております。今何をやっているかといいますと、「しりせま」です。いわゆる「シリンダー間隔を狭めてみる」にトライ中です。
方針としては、(1)ロッドピンの頭、サイドロッドの厚みを薄くし、ガタを少なくして約0.5mm狭める。(2)シリンダのピストン穴を外側に約0.5mmオフセット。で、片側約1.0mm狭める。これで、シリンダ幅がキャブ幅とほぼ同じになるかも?しれないというわけです。
うまくいくかは、まったくわかりません。それで、まずは0.5mm狭めたダミーのシリンダをこさえます。
ピストン穴とスライドバーがあれば、よいので、t1.0真鍮板とt0.4洋白帯板などで適当にでっちあげます。フレームの穴を利用して、ロックタイトで仮固定です。ロッドピンは、1mmのパンタ用段つきビスを加工してこさえます。頭は薄くして、真鍮パイプをドライバ代わりに使って回します。
ネジを切ったパイプに固定して、ドリルレースで段を薄く削ります
さらに、ヘッドを削って薄くします
できあがり。余計に作って、よさそうなモノを選びます
とりあえず、何とかまとめて動作するところまでたどり着きました。まだ、前進はラピッドスタートするし、全体にギクシャクするので調整は必要です。いつも思うのですが、蒸気機関車を作るたびに、後進の方が走りがよいのです。何か与えられた試練なのでしょうかねぇ。
サイドロッドとピストンロッドのみでテストです
0.1-0.2mmの余裕がありますが、ガタもあるのでこの辺が限界
テスト走行の動画です。大きく見たいときは、一旦再生して、下のYouTubeの文字部分をクリックすると大きくなります。
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