メン鶏、飼ったぁ! ― 2020年10月21日 00:00
なんじゃ、こりゃ!と動揺したものの、冷静になってみれば、このQCTPには、なにやら四角い鉄の厚板がおまけについていました。ああ、これをスペーサとして使うわけね。な~んだ、早く言ってよ。
というわけで、この鉄の厚板を往復台に取り付ければよいことがわかりました。これには、10mmのネジが切ってあって、QCTPを固定することができます。しかし、それ以外の穴は開いていないので、ユーザが旋盤に合わせて加工する必要があります。
6mmの穴を2つ、8mm鉄板に開けることとします。プロクソンの小型ボール盤には、これはかなりの重荷になりそうです。
3mmで下穴を開けています。まあまあ順調。
板の硬さを調べる意味とガイド穴をとして、まず3mmの下穴を開けました。切削油を入れながら、休み休み開けます。表面の黒化した部分は、ちょっと硬いのですが、そこを突破するれば、まあまあ刃が進みます。
こんどは、6mmで開けていきます。こちらは無理をすると、回転が瞬間止まりそうになります。レバーを押し込みたくなるのをこらえながら、少しずつ開けました。なんとか2個開通。
6mmで開けています。回転が止まりそうになるときも。
固定は、6mmの皿ネジ。きれいに埋め込まないといけないです。たぶん他で使うことはないんだろうと思いながら、メン鶏、飼いました。いやいや、面取りカッターを購入しましたよ。散財、コケ、コケコッコーです。これも最初はボール盤を使ったのですが、
面取りカッターでさらっているところ
最後は電動ドリルで力にまかせてこじらせながら、さらっていきました。
グリグリして、大きく深くさらっているところ
できました!
これで、やっとQCTPを実装できます。
往復台の上に、厚板を固定して、その上にQCTPを固定。
そして、ワークのセンターにバイトを調整することができました。
知っている人から見ればドタバタなんだろうけど、ワタクシ的に
はなんだか楽しかった。
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