既設線の撤去工事2018年09月04日 00:27

 昨日に続きポイント新設工事を進めます。きょうは、既設線の撤去、側線部分を一部とりはずします。
 モータツールとカッティングディスクで、ポイント長+極小αを切断します。ここは、真鍮釘を打ち込んで線路を固定していたので、ここ部分の半田をはずします。レール端面をモータツールで加工して、ポイント長にピッタリとなるよう調整します。

 あとは、皮すきや時計ドライバでバラスト・枕木・地面表現加工をはがしていきます。枕木がしっかりついており、結構手間がかかりました。

 整地?して、新しくポイントを置いてみます。線路配置は、ちょっと窮屈な感じがしますが、まあまあこれでよしとします。

 きょうもモータツール(DREMEL MICRO)を切断やレール端面加工に使ったのですが、コードレスなところが、とても使いやすいです。特に、今回のように完成したものへの加工に重宝しています。今、一番多用している電動工具です(一枚目写真の右上)。

線路は続くよ2018年09月02日 22:02

 モジュールレイアウトですが、3つ目の構成を悩んでいました。が、前からやってみたかった炭鉱をこさえることに。昔読んだ、とれいん誌の阿寒鉄道にインスパイアされており、是非ホッパーを置きたいなと。ホッパー上部はナローの線路を敷設して鉱石を運んでくるようなイメージです。ホッパー(ORE BIN)は、CampbellかB.I.Sのストラクチュアキットを予定していますが、いつ届くか不明です。合運にはちょっと無理かな。
 そういうわけで、ホッパーへの引込み線の工事開始です。この1週間は引き込み延長用のポイント製作をしておりました。といっても飲み会が多く、実質3日分くらいしか作業はできていません。ポイント製作も5個目。つくり慣れてきたので、鼻歌まじりにかと言えば、まったくそうではなく、しっかり苦労しています。

 既設の線路を部分的に撤去してはめ込むので、PCB方式でかっちりつくりました。グリーンの配線は、ポイント切替に連動してフログの極性を変えるもので、ポイントマシン(DSservo)に接続したリレーで制御します。これで、無電区間がなくなります。短い軸距離の小型車輌にスローを効かせて走らせるには必需です。

 こんな感じで、交換駅の側線側にはめ込む予定です。うまく撤去できるかはこれからですが、ここから、ホッパー線が延びていきます。

DCC自動運転モジュール(1)2018年04月02日 23:51

 鉄道模型芸術祭で展示したDCC自動運転モジュールの構成機器について、備忘録的にまとめてみました。
 まず、DCCコントローラは、Desktop Station製のDSmainR5.0(最新はR5.1)を使っています。これに、車輌位置検出用のNucky製 s88-N Train Detector を接続しています(それぞれURLをリンクしています)。
 このDSmainの付属ソフトウェアが秀逸で、コントローラ、レイアウト配置図、WEBカメラでの自動運転、自動運転プログラム(スクリプト)など、いろんな機能が盛りだくさんです(私は、最初WEBカメラの自動運転で遊んでいました)。s88-N検出器は、ギャップを切ったレールにデコーダ搭載車輌が入ると、デコーダによる電流増を検知する装置です。1台で16区間まで対応しています。ある区間のデコーダ(=車輌)の有無を知ることができますが、その車輌アドレスまではわかりません。ここは、スクリプトで工夫して対応します。システム接続例は、NuckyさんHPのDetector紹介に記載があります。このモジュールでは、15区間のギャップを設けました。
 これらは、キット形式で頒布されていますが(DSmainは完成品もあり)、はんだ付けができ、かつ慎重さがあれば、組み立ては難しくはありません。
 線路は、ハンドレイで12mmは#55、ナロー9mmは#40のマイクロエンジニアリング製のレールで敷いています。ハンドレイにしたのは、ちょうどよい小型の市販ポイントがなかったのが大きな理由です。市販のフレキや組線路で、DCC自動運転はおこなえます。
 車輌は、地方私鉄の軽量で小型なものばかりなので、特に集電は気をつけています。基本は全輪集電で、絶縁側、非絶縁側ともに車輪裏に集電ブラシをあてています。DCCはDCよりも、集電不良には敏感に反応するようです。同時に、軸距離も短いものがほとんどなので、ポイントのフログ部は、無電区間をつくらないように、ポイント用デコーダとリレーを使って切り替えに連動した極性制御をおこなっています。
 使用しているDCCデコーダは、走行用にLENZ0511(古い!)、サウンド専用にsoundtraxx DSX-150(これも古い!)です。ディーゼル車輌は、soundtraxxのTSUNMIです。シェイのように車輌に搭載できないものは、モジュールの箱の中にスピーカを入れて、車輌と同期(同じアドレスに)させて、鳴らしています。soundtraxxには、集電不良時のリカバリ(KEEP ALIVE)用コンデンサがおまけについているので、必ず実装します。流山蒸気機関車につないている2軸のサウンドカーは3300μFに増強して、集電不良に対応しました。
 祭りの会場では忙しくて動画が撮れなかったので、家で撮影してみました。2分半の動画をYoutubeにアップしています。
 
今観ると、4台の車輌がせわしなく動いているなあ、という印象ですが、まあ展示用なので、こんなもんでしょう。個人で楽しむなら、もっと全体にまったりと動かした方が落ちつくと思います。

ハンドレイ(9)2018年03月09日 00:23

 いろいろ書きたいことはあるのですが、2週間後の池袋の祭に向けての準備でジタバタしています。最初の計画では1か月前にレール敷設が終わっているはずなのに...
 ポイントを2つこさえて、モジュールに敷設中です。勾配はありませんが、スイッチバック的配置にしました。今回は、枕木をきちんと着色しました。タミヤのアクリル塗料フラットアースにマットブラックを少々くわえて、しゃぶしゃぶに希釈して筆塗りです。塗るというより、染ませている感じです。
     左下から伸びている濃い茶の枕木部分が新設線

 右側には、HOn30のナロー線も敷設します。市販フレキを仮置きしていますが、ここもハンドレイで#40レールを敷く予定です。
 また、手で持ち込むためストラクチュアは無しのつもりですが、アクセントに機関庫やホームは合った方がいいかなとも思っています。試しにヘルヤンのレンガ機関庫を仮置きしてみました。う~ん、いいかも。
 いやいやそんな余裕はないはず。モジュールの上の乱雑ぶりが、それを物語っています。まずは、わき目もふらずに線路を敷いていきます。

ハンドレイ(8)2018年02月27日 23:27

 ポイント製作を続けます。きょうは、トング+ウィング部分とノーズを取り付けて、台車を転がして具合を確認しました。が、反位でノーズ部に乗り上げます。ウィングレールの取り付け位置を代えたり、基本レール部の曲率(曲げぐあい)を変えたりしたのですが、一向に改善しません。

 風呂に入って気分転換したら、反位側のガードレールをまだ取り付けていないことに気づきました。これがないと、車輪(台車)が反位側に向きを変えないので、ノーズにのりあげて脱線します。仮のガードレールをつける(写真)と、定位/反位とも脱線しなくなりました。情けないことで、単純な思い込みというか勘違いをしていました。まあ、問題が解決したので、きょうはこれでよしとします。