わが家に旋盤がやってきたけど ― 2020年10月20日 00:28
なかなか削るところまでにたどり着いていません。注文して20日くらいたってQCTP(Quick Change Tool Post)が中国から届きました。
QCTPとは、アダプタに取り付けた複数のバイトをレバーひとつで交換可能な刃物台です。バイトの刃高調整もアダプタ側であらかじめ設定できるので、工作スピードが圧倒的に向上します..なはずなのですが、そのQCTPの取り付けで四苦八苦です。
まず、標準でついていた固定用のボルトが太すぎ!
10mmのボルトがついています。往復台への取り付けは6mmなので、当然固定できません。いろいろ悩んで、ハンズで6mmのボルト、10mm→6mm変換のためのパイプスペーサ2種、ワッシャを購入して、こんなものをこさえました。
これを元のボルトの変わりに入れて固定するのです。ちょっとボルトの頭が貧弱でカッコ悪いのですが、しっかり固定できました。
よっしゃと、バイトを取り付けて刃高調整をしようとしたのですが、高さが低すぎてワークのセンターに届きません。バイトの下にスペーサを入れてもギリギリで調整余地がありません。
なんじゃこりゃ~(by優作)
わが家に旋盤がやってきて(設置完了) ― 2020年09月22日 18:06
エア軽便祭終わりましたが、見どころ満載で、まだTwitter徘徊しています。いわゆる「すごい作品」が、こんなにたくさん見られるのは、オンラインならではですね。私もこの機会にTwitter「まるいち式」を始め、動画撮ったりと投稿してみました。BlogとTwitterを両方アップするのは、なかなか大変そうです。YouTuberの方は、さらにFacebookやInstagramなども併用されていて、どう時間をやりくりしているのか謎です。
旋盤用の工作台は、連休3日目で完成!ちょっとぐらつくので、右隣の机と連結した方がよいかもです。
PROXXONのミニボール盤と並べてみました。少々スペースが狭いかな。切子飛散防止のついたてや、下には受けパンを設置しますが、これからです。試しに、床に置いてちょっと切削してみたのですが、結構切子が飛ぶのですね。
これから仙台の旋盤ブローカーK氏につくっていただいた、ハンドルを取り付けることにします。
わが家に旋盤がやってきた(2) ― 2020年09月19日 18:37
頸城コッペル2号機(15)ロッドと働輪 ― 2020年09月09日 00:09
備忘録的に..オリジナルのロッドは、働輪のクランクピン穴のボスの上で、クランクピンを軸に回転しています。「しりせま」にするためには、ロッドの穴を少し拡げて、働輪のボスを軸に回転するように加工しました。これによって、ボスの高さ分だけシリンダ幅を狭めることができます。
車軸止めにつけているのは、仮の集電ブラシ。オリジナルのブラシには主台枠に取り付ける極小プラパーツがあり、いろんな作業のハンダ熱で損傷しそうなため、仮を取り付けました。また、「しりせま」のため、車輪を車体中心に対して常に均等な位置にしておきたいため、左右ともにブラシを当てています。
拡大すると、ロッドがボスを軸にしていることがわかります。
反面、ロッドが働輪のタイヤに接触するため、絶縁側はショートします。そのため、薄いポリテープをロッド裏に貼って、ショートを回避しています。
テープを貼ってデザインナイフで、切り抜きます(赤丸内)
「しりせま」には、いろいろ気を使ってやらないといけません。
わが家に旋盤がやってきた(1) ― 2020年09月07日 23:40
仕事から戻ったら、大きな荷物が届いていました。そうなんです、仙台の旋盤ブローカーKという名人から、ML-210を整備して送っていただいたのです。
ついに、わが家に旋盤がやってきたのです!旋盤が欲しいなと思って苦節20年、ようやくその日がやってきたのでした(遠い目)....
本体と、箱はサードパーティのテーパー削り台
と、そんな大げさな話でもなく、夕張11型のギアボックスや、頸城のコッペルの動力部分を作っているときに、旋盤があるとよさそうだなという場面に何度か遭遇し、導入に踏み切ったわけです。今回、ブローカーK様には、旋盤の調整だけでなく、オプションパーツを作っていただいたり、何から何までお世話になってしまいました。ありがとうございます。
実家からこの本を送ってもらった(今は絶版)
ちょっと今日は夜も更けてきたので、設置などは週末にやろうかなと思っています。約20年前に購入した旋盤本は、この日がくることを予感していたのですね。
最近のコメント