ナローのホームと、草を植える2020年05月06日 23:48

 最近、走りはじめまして(とは言ってもまだ1日だけですが)、昨日は約6.5kmを50分くらいかけて、歩いたりスーパー寄ったりしながら走りました。気持ちがよかったので今日もと思ったのですが生憎の雨。家で巣ごもり工作です。
 最近の給水塔製作でダイオラマ作りにはまってしまい、ナロー線のホーム製作と、草を植えました。今から暑くなると草取りが大変な時期なのですが、わざわざ草を植えるなんてね。
 ホームは、2mm角のひのき材を染めて枠をつくります。線路の反対側は、くずれて地面と同化しはじめている感じにします。100均紙粘土やタミヤのテクスチャーペイントで、地面を構成しました。
 1067mm(#55レール)と762mm(#40レール)の差がわかります

 ターフを撒くのですが、横着してその辺にあった消毒用アルコール(for新型コロナ)を界面活性剤代わりに吹いたところ、給水塔にも霧がかかり、アクリル塗料と反応して染みができてしまいました。まあ、退色感が出てきて良いといえば良いのですが...(ミリタリーなどでは、ウェザリング技法になっている)追加で手を入れる場合は、アルコール噴霧は厳禁ですね。
 草植えは、ホッパーの下部と、ナロー線の脇です。よく見えないところですが、ホッパー下はもう少し手を入れて、もっと退廃感出したいです。
  手前は大きめの紙で養生して、余分の草を受け止めます

 ナロー線の脇(2本矢印)は、NOCHのグラスマスターを使い、ダーっと草を撒きました。結構まわりに飛び散るので、追加作業のときは、既設のストラクチュアや車輌はできるだけ退避しておく方がよいです。私の場合、近くに放置していた車輌が草まみれになってしまいました。さらに、丈の高い草を点付けしていく予定です。う~ん、なんか失敗だらけの雨の日でした。

給水塔をつくる(15)できました2020年05月03日 23:10

 最後のスポートとチェーンの取り付けに苦労しながらも、やっとできました。ウェザリングなど、もう少し手を入れたいのですが、とりあえずここで一旦終えます。
 なけなしの用地に建立します。ホントにギリギリです。給水作業をされるみなさん、どうぞ十分お気をつけください。


   オーバスケールかなと思ったチェーンもよい感じです


   日が暮れてくると、搭内の機器が映えてきます

          裸電球がチラ見できます

 後ろの4110の給水タンクはサイドなのです..どうやって給水するのでしょうか?

給水塔をつくる(14)おだんご2020年05月02日 23:16

 給水塔完成も大詰めなのですが、モタモタしています。
窓ガラスを入れます。エコーさんの窓用プラ板(セル?)を切断して、アクリアで接着します。窓用プラは、窓作りしたときに合わせおくべきでした。組んでからのサイズ合わせは、時間がかかります。2枚だけですが、ビミョウな調整で小一時間かかっています。そのプラ板ですが、たぶん20年ものだと思いますが、黄色く変色していました。
今回は、この熟成感を大切に使わせていただきました。普通に使用した場合は、耐久性はどうなのでしょうか?
 そして、実物のスポートの上げ下げのチェーンの先には、分銅がついています。
平田さんの作例では、かばんのアクセサリーから拝借されたようです。わたしは、パテでおだんごをこさえて、それに糸鋸刃を束ねている極細真鍮線を刺して、それっぽく目指します。
パテのおだんごは、少し固まってきたくらいで、丸めると指にくっつかなくて、やりやすいです。10個くらいこさえていると、だんだん慣れてきます。店先に置く、野菜や果物にも応用できるかもしれません。明日には、完成させたいですね。

給水塔をつくる(13)lighting2020年04月30日 23:45

 屋根上の梯子をこさえます。これは、約0.5×0.5mmのバスウッド(シナ)が材料です。MIDWEST PRODUCTS製で、正確には0.0208×0,0208インチです。太い材から、これを正確に切り出すのは私には難しいので、こういう製品はどんどん使います。東急ハンズさんで入手しました。17本入っていて600円(税含ます)でした。レモン画翠さんでも扱っています。
      使用したバスウッド材と、完成した木製梯子

 アクリア(木工ボンド)で接着して、薄めたアクリル塗料で塗っていたら、見事にバラケました...接着剤が溶けたんですね。当然ですね。瞬着を使って再度組みなおし、リカバリー(誤魔化し)できました。塗料を塗るときに気がついたのですが、表面が結構けばだっているので、切断前に軽くペーパーをかけておけばよかったです。百均のパステルで明るめにウェザリングでして、屋根上のアクセントとしました。
 オリジナルの平田氏の作例では、内部に照明が入っています。当時この写真にはかなりグッときていて、TTPさせていただくことにします(TTP:Tettei Tekini Pakuru)。

 とりあえず様子見のために、暖色白のLEDを塔内で光らしてみます。ベースライト的な砲弾型と、見せとする裸電球的な1608チップ型を2種入れてみました。なんか、いい感じです。
 ボーっと見ていたら夜も更けてきて、きょうはここまでとします。

給水塔をつくる(12)ようやく..2020年04月29日 23:41

 梯子づくりに再チャレンジしていましたが、なんとか形にすることができました。結果として、給水塔をこさえる中で一番の難関でしたね。
      支柱となる真鍮線をベースに点ハンダづけ

 やり方は、1回目と同じですが、支柱となるΦ0.6の真鍮線はさらに削って平面を出して、ポスカで色づけしてセンターが見えやすくしました。
 真鍮は、照明を当てすぎると逆にテカって細かいところがよくわからんのです。ボール盤は、手回しと電動とやってみましたが、あんまり精度に差はなかったです。刃はまたしても1本折ってしまいました。いくつか、センターずらして失敗した箇所もあったのですが、私の腕ではこれが限界でしょう。
 ドリル刃の先の赤いのは、リード線の被覆を使ったストッパ

                穴あけ完了

 さらに、支柱を表面をヤスリで整えるときに、ひっかけて折ってしまいました。これはリカバリー(=誤魔化し:やや まるいち式)できました。
 上のカッターは剥がすとき使ったもの。折れやすいのでハンダごてを当ててカッターの刃を差し込みながら慎重にベースから剥がします。しかし、はずした後に折ってしまった..

 とにかく支柱は穴だらけで脆くなっているので、踏み棒を何箇所か入れて、強度を確保します。その後、すべての踏み棒を入れて、ハンダを流して整形します。いろいろ歪んでしまうのですが、気にせずに塔にとりつけるステーを取り付けて、茶染めしてようやく完成!
    茶染め前。いろいろ歪んでいますが..う~ん

 離れてながめれば、なんていうことのない梯子です。が、作業の中でいろいろと勉強になったし、なにより工作を十二分に楽しめました(+苦しんだ)。また、このボール盤やXYテーブルの精度もよくわかりました。今後の工作で、なんかの糧になってくれるでしょう。
 近くでみると、支柱に丸い踏み棒がはまっているのがわかります。エッチング抜きでは表現が難しいでしょう。

 後は、屋根上の木製梯子(まだ続く)と窓ガラスをこさえれば、完成...のはずです。