夕張11形(6)ギヤボックス、まだ苦戦中2019年09月03日 23:04

 ちょっと頭を冷やして、穴拡張の思案です。要は拡張用のドリル刃がセンタリングを保っていれば偏芯は防げるのでは..ならば、2枚刃のドリル先端より、リーマのように刃が複数ある方が、センターを出しやすいのでは、という考えに至りました。
 そこで、手持ちのリーマ状のモーターツールを用意し、さらにやすり状の超硬ロータリーバーというのを買ってきました。本来の使い方とは違いますが、これをボール盤につけて、穴拡張をします。
 ボール盤はモータでは回さず、ベルトをはずして手で回します。こちらの方が、切削を確認しながら、しかも早く削れます。失敗を恐れて、働輪用のギアで試してみました。最後の仕上げは5.0mmドリルを使いましたが、リーマ状のモータツールが使いやすかったです。ロータリーバーは、2,000円弱もしたので期待したのですが、いまひとつ切削能力に欠けました。
 上が今回のギア。切削は右下のリーマ状が使いやすかった

 加工済みギアにボールベアリングを組みこんで、回転させると、偏芯はほぼ解消できていました。やったぁ!! と思いきや、今度はフレが出ていました。アイドラギヤなのでウォームと働輪のギアに影響を及ぼす可能性ありです。ちょっとがっかりですが、要領がわかってきたので、本番用ギアとして3個目に挑戦することに決めました。明日は飲み会があるので、あさってかな。もう少し精度があがることを祈っています。というか、こういう作業を正確におこなうには、もう旋盤やフライス盤の世界かと。欲しいなあ旋盤。

 話変わって、瞬着の保存方法の続報です。あやのすけさんから、ビニール袋に乾燥剤を入れて密閉保管すると長持ちする、とのアドバイスを受けました。情報をありがとうございます!もう、こうなったらダブルで対応します。こんな感じです↓これで、最後まで使いきれるでしょう。