100均塗料を試してみたら ― 2020年02月01日 23:09
帰省先の近くのダイソーに寄ったら、地面系に使えそうな塗料がいくつかあったので、買ってみました。そしてお試し。
ひとつは、珪藻土と漆喰。珪藻土はややベージュで肌理がかなり細かいです。コンクリートや泥的な表現に使えそうです。漆喰は、白色。小さな不規則なつぶつぶが入っており、土の表現に使えそうです。それぞれアクリル系で量は80mlと少なめ。オーバーコートの塗装次第ですが、応用はいろいろ効きそうです。
次はクラッキングメディウムです。アクリル絵の具の下地に、これを塗って半乾きで、またアクリル絵の具を塗って乾いてくるとクラッキングが発生します。これなかなかいい感じです。コンクリや地面のひび割れに使えそう。
ダイソーさんでは、ほかにUVレジンなどもあり、知らぬ間にアート素材が充実しています。恐るべしダイソー。
ピットを掘ってみた ― 2020年02月09日 23:41
モジュールの機関庫のアップデート。庫内にピットを掘ってみました。当初からピットがほしいな、とは思っていたのですが、機関庫ができてからしか、位置が決められなかったので、最後に掘ることになりました。計画性がありません。
普通に線路を敷いているので、まず、枕木をピット分取り除きます。カッターで枕木を切り、ドライバーにラジオペンチでむしりとります。ベースのベニヤ板が見えるまで、整地?します。
ベニヤは最初、大型カッターで切り抜けばよいと気楽に考えたいたのですが、作業性が悪く、力も入りにくいため、コードレスのドレメルで穴をいっぱいあけて、それをつないでいく方法としました。音が台枠に共鳴してうるさいですが、比較的短時間で作業が終わりました。仕上げは、カッターや彫刻刀で整えていきます。
ひたすらドレメルで穴をあけます。コードレスがとても便利。
切り取ると貝ひもみたいなものができあがります。
カッター・彫刻刀などで周囲を整えます
ピットは、t0.5のプラ板で枠をつくり、石炭台製作で余った角材で階段をこさえます。プラ板は、コンクリっぽくするため、リキテックスのナチュラルサンドを塗りたくって、グレー、レッドブラウン、ブラックで汚しておきます。
ピット内に作業灯としてチップLEDを2灯設置しましたが、チラ見程度です。機関庫っぽくなったでしょうか?
めざせ!北アルプス ― 2020年02月15日 01:09
給水塔をつくる(1) ― 2020年02月16日 18:04
石炭台をこさえたら、給水塔もほしくなってきました。北海道っぽいのをネットで探していたら、機芸出版社「ストラクチャー・モデリング1」に、平田克良氏のこじんまりとした給水塔の作例が載っていることがわかりました。この本は確か買ったはず、と実家の本棚をリモート(娘に頼んで)で捜索したのですが見つからず、結局FABさんとこから借用することに。
全体のバランスは、ちょっと鈍重な感じなのと、寂れた地方鉱山鉄道なので、もう少し小振りにすることにしました。1/80の模型図が掲載されているので、これを参考に1/87化とスリム化を図ります。
当時、平田氏のリアルなストラクチュアはあこがれでした
実際にモジュールに置いてみた具合と、製作方法を確認したかったので、100均の工作用紙でプロトタイピングしました。水タンク本体のベースには、OLFAのサークルカッターを使って円形を切り出したのですが、固定部分にガタがあって0.5mmくらい径が動きます。超便利ツールなのに残念です。0.28mmのプラ板をスペーサとして入れるとしっかり固定できます。
また、タンクのリベット表現は、昔の謄写版で使われた、トゲトゲがクルクル回るやつを使おうを思ったのですが、これも見つからず。長谷川から確か出ていたはずと探したのですがディスコン。代わりにインターアライド(プラモメーカのトラペッター製造)の製品を購入しました。ピッチの異なる歯が4枚もついていて、700円台!と激安です。まあ、本体はプラであまり剛性はありませんが。
でも、いい感じにリベットが簡単に打てました。使った紙は、古カレンダーの薄手アートポスト紙です。ピッチはタテが0.8mm、ヨコは1.0mmです。
雑な感じですが、プロト完成です。スポートもアート紙で雰囲気です。屋根が作図ミスで高くなってしまったので、5mmくらい低くしようと思います。
プロトタイプと比べると、雰囲気が異なりますが、これはこれでこじんまりとして、よい感じではないでしょうか。
それでは、さっそく本作業を開始します。といきたいところですが、これだけで半日かかり疲れていまいました。きょうは、ビールを飲みながら妄想を膨らませ、続きはあしたに。
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