オープンサウンドデータを使ってみた!(1) ― 2019年05月12日 23:22
DesktopStationさんが中心となって展開してるオープンサウンドデータを使ってみました。詳細はリンク先を見ていただくとわかりますが、ESU製DCCデコーダ用の高音質フリー音源を展開されています。今は、C11、旧型国電タイプ、キハ40の3種が公開されています。
今回、ちょうどDesktopStationでレビュ募集をやっていたので、導入してみました。C11は持っていないのですが、4110型Eタンクがあるので、それに搭載してみることに。
(左がデコーダ。NEM652コネクタとスピーカがNEXT18というコネクタで接続されている)
デコーダは、LokSoundV5microというタイプで、とても小さいです。これまで最小と思っていたsoundtraxx社ECONAMIなどの2/3くらいの大きさです。このサイズだと、古典小型蒸気やナロー車輌にも楽に搭載できそうです。
音質はとてもクリアです。最近のsoundtraxxは音質が向上してきて、気に入っていたのですが、これを上回ります。音量もこの小さなスピーカからとは思えない大音量です。自宅なら十分な音量です。
搭載は、NEM652 8ピンコネクタケーブルが付いているので、対応している車輌なら、あっという間に実装できます。が、私のは、先バラのデコーダ搭載なので、コネクタから先バラ線への変換(引き出し)が必要です。NEM652コネクタケーブルは、デコーダとNEXT18という超小型コネクタで接続されています。今回、NEM652とNEXT18の各引き出し用基板を用意していただいたので、さっそく使ってみました。
(NEM652(8ピン)引き出し用基板)
(LaisDCC製NEXT18引き出し用基板)
NEM652の引き出し基板は、今後を考えて自作のデコーダテスターと合体しました。プローブは、先バラ線用。
そしてデコーダは、NEX18用引き出し基板から、モータなどへ接続しました。ただ、この基板は18端子のうち10個分しか引き出せないので、スピーカ用はNEX18コネクタ自体から直出しにしました。極小な端子なのでハンダには要注意です。普通には付属のNEMコネクタケーブルのパッド部分から配線する方が安全でしょう。
(親子構成になっていて、手前が引き出し基板、奥がデコーダ)
(デコーダをはずしたところ。スピーカ用<紫>は、NEXT18コネクタの足から直付け)
そして、実装完了。約2分の走行デモ映像です。
これまでアメリカ型音源を中心に使っていたので、やはり日本型はしっくりします。ホイッスルやブロー音など、「ああ~、この音~」という感じです。連休中に秩父にC58を観にいったので、その時の雰囲気を彷彿させてくれます。
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