自動運転について(1)2019年05月23日 22:06

 自動運転について、会場でいくつか聞かれたので、少し整理してみましか。
何が必要なのか?
(1)自動運転対応(在線検出器の接続できる)DCCコントローラ
(2)自動運転制御用のソフトウェア
(3)パソコン(上のソフトウェアを動作させる)
(4)在線検出器 

 自動運転に対応したDCCコントローラは、海外勢ではDigitrax、LENZ、ROCO、Märklinなどがあります。個人で小規模で始めるなら、低コストでスタートでき、有志によるサポートもある、日本製のDesktopStationが取っつきやすいと思います。製品はDSmainか、DSair2になります。
 DSmain/DSair2には、Desktop Station Softwareというソフトウェアが無償提供されていて、通常の運転機能から自動運転のプログラム環境、その他てんこ盛りの機能を持っています。
 検出器は、大きくわけると、ギャップ検出と光素子などによる検出があります。私は、光素子をモジュールの中に目立たないように設置するのが大変そうだつたので、ギャップ検出方式を選びました。メルクリンなどが規格化したs88-Nという方式です。製品はnuckyさん(詳しい接続図があります)やFujigayaさんところから、キットで提供されています。LANケーブル(RJ45コネクタ)でコントローラと接続します。
 後は、プログラミングして制御するためのパソコンです。ノートPCが移動できるので便利です。が、家でしか使わないならデスクトップでも問題ありません。性能も必要ないので、私は、数世代前のCore2DUOのノートを当時一万円くらいで買って使っています。OSはWindows 7以上です。
 最後に、ギャップを切った線路を用意すれば、準備完了です。ギャップは線路の片方のみです。一番シンプルな往復運転なら、1箇所ギャップを切って、検出器と2本配線すれば完了です。

コメント

_ Yaasan ― 2019年05月27日 08:16

ご紹介頂きありがとうございます。
鉄道模型のデジタル自動運転システムは、世界を見るといろいろありますが、ウチの特徴としては、ご指摘の通り、ハードからソフトまで一気通貫で提供している点にあります。メルクリンのCS2/CS3やECoSのように統合型のコマンドステーションを除いて、他には無い特徴になっています。

コストだけで無く、拡張性の高さやオープンソースの自由度の高さも、見逃せないメリットだと確信しております。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
銀座にある老舗の鉄道模型店の名前は?(漢字で)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://eccentric-water.asablo.jp/blog/2019/05/23/9076175/tb