試練から一日経過。反対側も働輪をはずし、軸や軸受けメタルを清掃。この状態でギアボックスに組み込み、動作確認。当然スムースに動く。ところが、ギアボックスをペデスタル内で上下方向に動かすと、ギアが固くなる場所があるではないですか。
このギアボックスは釣りかけ式にしているので、ボックスが働輪の回転によって暴れないように、ステーをつないで主台枠にバネを介して半固定しています。ここは、本来、車軸を中心とした円弧上に動くのが理想ですが、遊びが少なすぎて直線方向しか可動しないため、軸受けメタルと車軸にストレスが作用してギアが固くなるようです。遊びを増やして、バネもφ0.25→φ0.15に変更しました。
写真右の黄色矢印が、釣りかけ式を受けているバネなど
また、テスト時には後の脱脂作業を考えて、オイル類は必要最小な箇所しか差しません。軸受けメタルもオイルを差さないまま、小一時間動作させていたので、ストレスによって軸が削れて、そのカスなどが混入したのでは、と推測しています。
このため、大きな力がかかるだろうと思う、ギア、軸受けメタルや車軸には、タミヤのセラミックグリスを塗りました。これで、運転すると音もかなり低減します。ローラーに載せて、約30分ほど動作させましたが、ギアが固くなる現象は再発しませんでした。
このあたりを不調の理由とし、また一応解決ということで、次のステップに進むこととします。
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