C55流(16)2013年10月03日 00:13

ということで、屋根板は新造することにしました。
まず、その辺の紙切れをあてて、屋根の寸法をとります。

テープで固定して、前面の曲線部分を写し取ります。

形を整えた紙屋根をのせて、様子を見ます。

この紙屋根から寸法をとって、0.3t快削真鍮板から屋根を切り出します。センターもけがいておきます。それから、丸棒や万力で屋根らしく曲げていきます。なまさずに曲げたのですが、やや固くて曲げにくかったです。カーブに段がついたので、なました方がよいかもしれませんね。
初めて作ってみましたが、割りと簡単にできました。

いよいよ、取り付け。
まず、センターあたりで、ボイラーカバー上と、キャブ前板と、屋根の3つをまとめて仮止めしました。ここで、前後・左右をよく見えて、微調整しながら左右2箇所を仮止めします。
ここで、センターの仮止めのハンダをヤスリで削りとり、ボイラ上面からキャブ屋根にかけてが直線になっているか確認します。

その後、本固定します。キャブ前板と屋根板の接合部は、カーブをつけるため、削ります。その削り代として、1mm角線をなまして曲げたものを裏からあてました。

カーブをけずります。ヤスリでボイラーにキズが入るので、セロテープを巻いてガードしています。
どのくらいのカーブなのかは、鮮明な写真がないのでわかりません。原書房の図面では、かなりなだらかなカーブがついています。TMSの図面は、このキットの図面と同様に小さいRとなっています。適当に小さめのRでそれらしく削ってみました。削っても1mm角線までは届きません。この角線は不要かもしれません。

こんな感じで仕上がりました。

もう少し仕上げる必要がありますが、またまたいい感じになってきました。

コメント

_ ヤマ ― 2013年10月03日 12:31

型紙工法ですか、これはいいですね。
快削真鍮は曲げ加工には向かないのではないかと思います。
なますと曲がりやすいですが、曲がって欲しくないところも曲がることがあります。

_ まるいち ― 2013年10月04日 01:48

快削真鍮は曲げに向かないのですね。拡大写真を見るとわかるのですが、おっしゃるように、きれいな曲面になっておらず段ができています。やり直すのは難しそうなので、もう少し調整してみます。快削は、切ったり削ったりはサクサクと快適なのですが...適材適所なのですね。
情報ありがとうございました。

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