夕張11形(3) ― 2019年06月17日 23:14
きょうは、サイドロッドを組みこみました。洋白ロストっぽいサイドロッドですが、板厚が厚いです。ヤスリと耐水ペーパで、バリやカエリを取って、面を整えます。ピンの穴は、ごく軽くザグリをいれておきました。ロッドの抵抗をバカにしてはいけません。
そんな下準備をして、組み込みです。六角ボルトで止めるのですが、結構大きな頭をしています。というか、写真などと比べるとロッドエンドが大きすぎるようです。
手で押して転がすと、引っかかりが1箇所あります。何度から転がしていると、少し軽減してきたので、当たりが取れてきたのかもしれません。働輪の位相をいじるほどはないようです。再度、ロッドの面や穴を整えて、組み直してみようと思います。
それから、ドレインコックのパーツ欠損ですが、メーカにも保管パーツはないとのことでしたので、自作し直すことも含めて検討です。手を抜いて、欠損した側に合わせて短くする手もありますが..
車輌工作を始めると、そっちばかりハマッてしまうのですが、モジュールのシーナリィやストラクチュアも手をつけなればなりません。
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夕張11形(2) ― 2019年06月15日 22:46
この土日で作業が少し進みました。まずは下回りから取りかかります。台枠を耐水ペーパで研磨して、プレスのカエリなどを取り除きます。左が研磨済みのもの。
台枠を組み立てます。基本はカシメで固定して、ハンダを流すやり方です。嵌めあいはよく、ヤスリでエッジを調整しながら、水平・垂直に気をつけて組み立てます。
働輪を入れて、様子をみます。働輪は、軸と軸箱のすべりが悪く回転がやや重いです。とはいっても、オイルをさしたり、コンパウンドで研磨すれば改善できそうなレベルです。
引き続いて、シリンダの組み立てです。これも嵌めあいはよく、水平・垂直をノギスで測りながら、確認して組み立てていきます。0.1mmくらいの差は、ちょっとヒネリも加えたりして、最終的に辻褄を合わせます。スライドバーとクロスヘッドの滑りが悪いので、スライドバーの厚みを削ります。エッジもなめておきます。ケーシングはまだ固定しません。スライドバーの調整が必要になると思われるため、最後に固定します。
シリンダケーシングを組み立て中。空気弁の小さなロストパーツですが、ピッタリとはまります。精度高いです!
ドレインコックのロストパーツに欠損を発見。メーカのモデルワーゲンさんに問い合わせ中です。20年も前の製品なんで...
この後、バブルギア、テンダー下回りの順に進めていこうと思っています。ギアボックスは吊りかけ式に改造し、モータ軸受けは、ベアリングを入れてみたいです。モータは、前から使ってみたかったミネベアSE-15Hです。しかし、そもそもこのモータが火室に入るのかがわかりません。上回りもある程度かたちにしながら、現物合わせてで確認するしかありませんね。
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