ハンドレイ(分岐器編2)2017年09月09日 21:44

 フログができたらトングとストックを製作します。トングは、先がL字的になるように削っていきます。バイスのあごの段などを利用
して削ります。トングと接触するストックレールも削っていきます。レールのヘッドを削らないように、基部のみにやすりを当てて注意して削り込んでいきます。
 トングとリードの接続は、トング側にφ0.6の穴をあけて、そこに真鍮帯板0.6×0.2を通して、U字にまげてリード部にハンダ付けしました。
トングとリードが接する部分は、動きがスムースになるように少し角をなめるなどしました。ハンダ付けするときは、リード側にハンダメッキしておくとやりやすかったです。油断して多めにハンダを流すと、一体化してしまいます。私も失敗しました。こんなときは変にいじくらず、気持ちを改めて、いちからやり直す方がよい結果になります。しかし、疲れていると、ついついいじくってしまうのです。
 型紙に両面テープを貼って、ハンダ付けするガイドとなるΦ0.7の真鍮線を貼ります。枕木の間に入るようにしています。
 先につくったフログなどをハンダ付けしていきます。
 完成の図
 裏側の図
 ガイドの真鍮線をあらかじめはずしてギャップを切ると、このようにフログ部がばらけてしまいました。やや失敗です。また、フログにギャップを切る場合は、もう少し長めにした方が、安定して固定できます。もちろん、フログの電気的切り替え制御は必要となります。
 貼り付けた枕木には、小釘を打ち付けて、接着剤とハンダ付けで固定していきます。