北丹2号機(1)2017年09月05日 00:01

 昨日から突然始まった北丹2号機の製作です。今回は、変にいじくることはやめて、キットをそのまま素直に組み立て、10月の合運までの完成を目指します。お題はペーパーですが..
 取説にしたがって下回りの部品を組み立てました。0.4t洋白板のエッチング抜きで、精度よく組み立てることができました。
 よく読むと下回りは塗装をして、車輪・ロッドを組み込むように書いてあり、もしかして後で分解できないのかもしれません。図面だけだと、よくわからないので、とりあえず先に進みながら考えることにします。
 部品を眺めていると、んっ?第2働輪にフランジがついとる!素直に組み立てたいのですが、いきなり挫折しそうです。

ハンドレイ(直線編)2017年09月05日 22:11

 モジュールでは、引き抜きレールを使ってハンドレイに初めてチャレンジしてみました。備忘録としてまとめてみました。ちなみに中学生のときにTMSの記事をもとにスプリングポイントの製作を試みていますが、見事に挫折しています。
 北米では、PCB枕木によるハンドレイ(hand laid)のパーツや工具が市販されていますが、日本で適当なサイズのPCB枕木が入手しがたいのと、手ノコを使ったPCB板の切り出しは手間が大変なので、バスウッド材から切り出した枕木を使った伝統的手法としました。
 chopperを使った枕木の切り出し。長さは25mm(1/87)。
 ただ、スパイクするのは面倒なので、直線区間は接着剤(速乾スーパーX)、テンションのかかるカーブやポイントは、小釘をベースに打ち付けて、そこにはんだ付けする手法としました。
 まず、両面テープを貼って、そこに枕木を置いていきます。均等にならべるために、メジャーをつくってガイドとしています。
 その後、薄めた木工ボンドを枕木とベースの間に染み込ませて固着させます。ただ、この方法はバスウッドが水分を吸って少し伸び縮みするのと乾燥に時間がかかるので、次回からは面倒でも枕木に接着剤を塗って設置しようと思います。また、今回はこの段階でアクリル絵具で軽く枕木を着色してみました。
 その後、固着した枕木にセンターとレール敷設部をケガいて、スーパーX速乾タイプを塗布したレールを固着させます。チェックゲージを作りましたが、普通のスケールも併用してチェックしています。
 その後、フィーダなどをレールにはんだ付けしたのですが、熱で接着力が低下して、一部で固着がゆるむという現象がでてしまいました。しかたがないので、瞬着を流し込んでごまかしたり、一部はまじめにスパイクしています。直線部もガイドの小釘や木ネジにはんだ付けする方がよいことがわかりました。

<まとめ>
・枕木を切り出す(NWSL社のchopperを使うと便利)
・両面テープを貼る(ナイスタックなど)
・接着剤(速乾木工ボンド)を塗布した枕木をゲージを使って並べる
・必要な箇所に小釘·木ネジなどを打ち込む
・接着剤を塗布したレールを固定(ハンダ付けのみでもよいかも)
・レールを小釘にはんだ付け
ほら、できあがり。思ったより簡単ですよ。
側線部をチェックゲージを使って、ハンダ付け中。筆ペンにはステン用フラックス(希釈)が入っています。安くても便利です。