発煙装置であそぶ(3) ― 2018年04月25日 23:28
発煙時間拡大のための改造をはじめています。結論を先に言うと、あまりかんばしくないです。正直に言うと、壊してしまった感もあります。ですが、少しポイントみたいなのはわかってきました。
まず、発煙装置(型番No.22)の本体の耐熱カバーをカッターで切りとり、燃料が入る穴をあけます。中にある毛細管には小さな穴が空いているので、それを探すためと、燃料が入りやすくするため、3か所もあけてしまいました。
燃料タンクは、ガラスエポキシ基板を底板にして、t0.1銅板で囲いをハンダ付けします。発煙装置本体と茶色リード線は導通しています。底板に穴を開けて、燃料の通りみちを底板ギリギリに合わせて、装置をエポキシで固定します。斜めになっているのは、実装を予定している機関車の煙突も斜めのためです。
スイッチオン!煙は出てきますが、量と勢いが少ないです。元の70~80%くらいでしょうか。燃料タンクを大きくしたので、時間は延びました。25分くらいは動作しています。
成功!と思いきや、何度がテストをしていると、どんどん煙の量と勢いがなくなって、最後には筋状の細い煙になってしまいました。パチパチとはぜる音もしません。
左 型番No.27(オリジナル) 右 型番No.22
No.22のオリジナル状態は、はぜる音が常時しており、煙量もNo.27より格段に多かったです。
もう一台(型番No.27)も同様の改造をしたのですが、結果はほぼ同じです。原因はよくわかりませんが、本体に穴を開けたことで、本体内の圧と温度が下がって、毛細管に吸い込まれる燃料が減少したのかもしれません。ヒータは機能しています。
また、中の発煙部分だけをむき出しにすると、ほとんど煙がでません。もとのビール瓶のようなカバーをかぶせると発煙します。このカバーの役割も重要なようです。
ネットでいろいろ調べたら、同じような改造をされた例が国内と海外でそれぞれ1つずつ記事がありました。それらは、うまく動作しているようです。
大きな違いは、燃料タンクが閉空間になっている点です。実験なので、外から確認しやすいようオープンなタンクとしましたが、これが原因かもしれません。国内例では、オープンなタンクの実例もあったのですが..
壊して学ぶ。壊して遊ぶ。このあたりが、やや まるいち式でしょう。
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