北丹2号機(2) ― 2017年09月14日 23:33
ひさしぶりに北丹2号機に手をつけました。件の第2働輪のフランジ問題です。当然?削ることにしました。旋盤はもっていない(欲しいのですが..)ので、ドリルレースで削り落とします。
まず、バックケージを測っておきます。位相は、別付けの輪芯パーツで決まるので、だいたいの位置を覚えておけば大丈夫です。
適当な板/棒状のもので働輪をはさみ、Φ1.0mmくらいの真鍮線や時計ドライバを当てて、小ハンマで輪軸を抜きます。
瞬着かネジロックのようなもので固着しているようので、最初の衝撃だけは、少し強めの力かげんが必要でした。
抜けた働輪を、ドレメル(これはひも付き+フレキシャフト)にくわえさせます。刃物台として適当な角材を置いて、ヤスリ側も角材で当てます。これで刃物台に当てながら、ヤスリを働輪に当てて削っていきます。だいたい削れたら、ヤスリを油目、#1000ぐらいの耐水ペーパーに変えて、仕上げていきます。
削れたら、抜いた輪軸(ギア付き)を働輪につけます。少しだけ押し込んで、あとはバイスでゆっくり締めていきます。ボスがついているので、やさしく目一杯押し込めば、当初のバックゲージになりました。
先日つくったフレームを仮組みして、働輪をいれてみました。ギアが少し当たるところ、軸穴も固めのところがありますが、調整でなんとかなりそうなレベルです。
しかし、組み立てにやたらネジを使うのです。外からもネジ頭がけっこう見えます。う~ん、悩ましい。
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